【コラム】英検2級ライティングで時間が足りない人へ|英文要約と英作文の時間配分
NOLIE English Column
英検2級ライティングで時間が足りない人へ|英文要約と英作文の時間配分
英文要約を書き終えたら、意見英作文の時間がほとんど残っていなかった方へ。
先に決めたいのは、残り35分になったらリーディングの途中でもライティングへ移ることです。そこから英文要約15分、意見英作文15分、最後の見直し5分を一つの出発点にします。全員に同じ配分が正解ではありませんが、「余った時間で書く」状態から抜けるだけでも、2問を終えやすくなります。
英検2級の一次試験では、リーディングとライティングを合わせて85分で解きます。ライティングには英文要約と意見英作文の2問があるため、長文を最後まで丁寧に読んでから書き始めると、どちらか一方が急ぎやすくなります。
時間が足りない原因は、英語を書く速度だけではありません。書き始める時刻が決まっていない、構成を考えながら一文ずつ直している、見直しを何度も挟んでいるなど、解く順番にも原因があります。今回は、85分を四つに区切り、ライティング2問を最後まで書くための考え方を整理します。
この記事でわかること
- 英検2級ライティングで時間が足りなくなる主な原因
- 85分をリーディング・英文要約・英作文へ分ける目安
- 英文要約と意見英作文を15分ずつで進める手順
- 自分に合う時間配分へ調整する練習方法
NOLIE英会話教室について
NOLIEは、オンラインで受けられる会話専門の英会話です。資格対策で整理した意見や理由も、実際に口に出して使える形へつなげることを大切にしています。
1. 英検2級ライティングで時間が足りない理由
一番多いのは、リーディングが終わった時点で残り時間を確認し、そこからライティングを始める受け方です。この方法では、難しい長文に時間を使った日ほど、2問の記述時間が短くなります。ライティングが毎回違う残り時間から始まるため、練習の成果も安定しにくいです。
もう一つは、最初から完成した英文を書こうとすることです。要点や理由を決める前に一文目を書き、途中で構成を変え、書いた文を何度も消すと時間がかかります。英語力が足りないというより、考える時間と書く時間が混ざっている状態です。
対策は、速く書くことだけではありません。切り替える時刻、構成を作る時間、見直す時間を先に分けることが重要です。
85-MINUTE BOARD
2. 最初の目安は50・15・15・5分
0–50 MIN
リーディング
解けない問題に印をつけ、50分で一度止める。
50–65 MIN
英文要約
要点を選び、45〜55語へまとめる。
65–80 MIN
意見英作文
立場と理由を決め、最後まで書き切る。
80–85 MIN
全体の見直し
語数、空欄、文法、マーク位置を確認する。
これは公式の指定配分ではなく、練習を始めるための目安です。得意・不得意に合わせて5分程度ずつ調整してください。
3. 残り35分を切り替えの合図にする
時間配分で大切なのは、各問題を予定どおり終えることより、次へ移る時刻を守ることです。リーディングに未回答があっても、残り35分になったらライティングへ移ります。空欄にした問題には印をつけ、最後の見直しで戻ります。
一問に追加で5分使うと、英文要約か英作文の5分が減ります。選択問題の一問と、記述問題全体の時間を交換しないように考えると、切り替えやすくなります。
本番前に決める一文
「残り35分になったら、リーディングが途中でもライティングへ移る」
4. 英文要約を15分で進める方法
英文要約は、読みながら英語を書き始めると内容が重複しやすくなります。最初に各段落の役割を短く整理し、残す情報を決めてから英文にします。細かい例や固有名詞まで全部入れる必要はありません。
0〜4分
本文を読み、話題・利点・問題点など段落の役割をつかむ。
4〜6分
残す要点を日本語か短い英語でメモする。
6〜12分
メモの順番に沿って、45〜55語を目安に書く。
12〜15分
語数、主語と動詞、内容の抜けを確認する。
要点を選ぶところで止まりやすい方は、英検2級の英文要約を3ステップで作る方法も先に確認しておくと、15分の中で迷う場所が見えやすくなります。
5. 意見英作文を15分で進める方法
意見英作文では、書きながら理由を探すと途中で止まりやすくなります。最初の2分で賛成・反対と二つの理由を決め、使う例まで簡単にメモします。立派な理由より、自分が説明しやすい理由を選ぶ方が安定します。
0〜2分:立場、理由1、理由2をメモする
2〜12分:意見、理由と説明、結論の順に書く
12〜15分:語数、三単現、単複、時制、つづりを確認する
一つの理由を難しく深掘りしすぎるより、二つの理由を分かりやすく説明する方が時間を管理しやすいです。理由が思いつかない方は、英検2級ライティングの理由を作る方法で、使いやすい観点を準備しておきましょう。
練習では、毎回違う難しい表現を増やすより、意見を出す、理由を説明する、例を足す時の基本表現を安定させます。考える負担が減ると、内容へ使える時間が増えます。
書いた意見を、話せる英語へつなげる
英検の意見英作文で使う「立場・理由・具体例」は、面接や英会話でも役立ちます。NOLIEでは、書いて整理した英語を実際の会話で使う練習もできます。
6. 見直し5分で確認すること
見直しでは、最初から英文を読み直して表現をきれいにしようとすると時間が足りません。失点につながりやすい箇所を、順番を決めて確認します。
- 空欄:リーディングの未回答、ライティング2問の記入を確認
- 語数:英文要約と意見英作文が指定範囲から大きく外れていないか確認
- 文の骨格:主語と動詞、文末のピリオドを確認
- 自分の定番ミス:三単現、単複、時制、つづりから二つに絞る
意味を変える大きな書き直しは、最後の5分では避けた方が安全です。読み手に伝わる文が完成しているなら、細かな言い換えより空欄や語数を優先します。
7. 時間が足りない時にやらないこと
一文ごとに文法を確認する
書く時間と直す時間を分けます。途中で何度も止まると、内容の流れも見失いやすくなります。
難しい単語を思い出すまで待つ
出てこない語は、知っている短い表現へ言い換えます。空欄のまま考え続けないことが大切です。
最初から清書のように書く
二、三語のメモで構成を決めてから書く方が、途中の大きな修正を減らせます。
8. 自分用の時間配分を作る練習
最初から85分を毎回通す必要はありません。まず英文要約15分、意見英作文15分を別々に測ります。時間を超えたら、何分超えたかだけでなく、どこで止まったかを記録します。
1回目:時間を気にしすぎず解き、今の所要時間を測る
2回目:構成メモと終了3分前の見直しを固定する
3回目:85分を通し、残り35分で切り替える
過去問を回数だけ進めず、時間記録とセットにすることが大切です。全体演習の進め方は、英検2級の過去問を解きっぱなしにしない復習法も参考にしてください。
9. 本番で予定が崩れた時の戻し方
本番では、練習どおりに進まないこともあります。残り25分でライティングを始めることになったら、まず両方に解答を残すことを優先します。片方だけを完璧にして、もう片方が空欄になる状態は避けます。
英文要約は、中心内容と主な利点・問題点を短くつなぎます。意見英作文は、立場と二つの理由を先に決め、使い慣れた表現で最後まで書きます。時間が少ない時ほど、新しい難しい表現へ挑戦しない方が安定します。
予定が崩れた経験も、練習の失敗ではありません。「長文で7分超えた」「要約の語数調整に5分かかった」のように原因を残すと、次回の配分を具体的に変えられます。
10. Q&A
Q. ライティングから先に解いてもいいですか?
自分に合うなら問題ありません。先に書く場合も、英文要約と意見英作文の終了時刻を決め、リーディング時間を圧迫しないように練習で確認しましょう。
Q. 要約と英作文は、どちらを先に書く方がいいですか?
決まった正解はありません。問題冊子の順に進める方が迷いにくい人もいれば、得意な意見英作文から書く方が安定する人もいます。3回ほど両方を試し、時間と内容で決めましょう。
Q. 15分ではどうしても書き終わりません。
最初は20分でも大丈夫です。どこで止まるかを記録し、構成2分、本文、見直し3分の順を固定してから、一回につき1〜2分ずつ短くします。
Q. 語数を数えるだけで時間がかかります。
練習中に一行あたりの平均語数を把握しておくと、おおよその語数を見積もりやすくなります。ただし本番前の練習では、最後に実際の語数も数えて感覚とのずれを確認してください。
SUMMARY
ライティングは、余った時間ではなく先に確保する
英検2級ライティングで時間が足りない時は、残り35分を切り替えの合図にし、英文要約15分、意見英作文15分、見直し5分を最初の目安にします。書く速さだけでなく、考える時間と直す時間を分けることが大切です。
NOLIEでは、資格対策で作った意見や理由を、実際の会話で使う練習にもつなげられます。英語を組み立てて伝える力を伸ばしたい方は、無料体験でご相談ください。
