【コラム】英検2級ライティングの文法ミスを減らす|見直しで確認したい5項目
【コラム】英検2級ライティングの文法ミスを減らす|見直しで確認したい5項目
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書き終えた後、どこから見直せばよいか分からず不安になる方へ。
英検2級ライティングで、内容は書けたのに文法ミスが多い。見直したつもりでも、主語と動詞、時制、単数・複数などで同じ間違いを繰り返す。そんな悩みを持つ人は少なくありません。
先に答えると、文法ミスを減らすには、英文を最初から読み直すだけでなく、確認する項目と順番を固定します。主語と動詞、時制、単数・複数、冠詞、スペル・語形の5項目へ分けると、短い時間でも見落としを探しやすくなります。
この記事では、英検2級の意見英作文を主な例にして、3分でできる見直しの順番、よくある修正例、一文を安全に組み立てる方法、同じミスを次の答案で減らす練習まで整理します。
先に結論:3分で5項目を一つずつ見る
最初の1分で主語と動詞、次の1分で時制と単数・複数、最後の1分で冠詞とスペル・語形を確認します。一度に全文の意味と文法を全部見ようとせず、見る目的を切り替えるのがポイントです。
文法は英検2級ライティングの大切な採点観点ですが、評価は文法だけではありません。大きく書き直して内容や構成を崩すより、見つけやすいミスから確実に直す方が安定します。
この記事でわかること
- 英検2級ライティングで文法ミスを見直す順番
- 主語と動詞、時制、単数・複数で確認すること
- 冠詞、スペル、語形の見落としを減らす方法
- 長い文を無理に書かず、正確さを保つコツ
- 同じミスを次の答案で減らす1週間練習
NOLIE英会話教室について
NOLIEは、オンラインで受けられる会話専門の英会話です。英検対策でも、意見と理由を声に出して組み立て、無理のない短い英語で相手へ伝える練習を大切にしています。
1. 英検2級ライティングで文法ミスが気になる理由
英検2級のライティングでは、質問への意見と理由を考えながら、限られた時間で英文にします。内容、語数、表現を同時に考えるため、普段なら気づく三単現のsや複数形を落とすことがあります。
また、見直しの時に全文をただ読み返しても、頭の中では正しい形に補って読んでしまうことがあります。It help students. と書いていても、「生徒に役立つ」という意味を追うだけでは、helpsのsを見落としやすいです。
ミスを見つけにくい読み方
意味、構成、語数、文法、スペルを一度に確認しようとする
対策は、文法を最初から全部学び直すことだけではありません。書いた後に見る項目を絞り、自分の答案を一つの目的で何度か短く見る方が、試験中にも再現しやすくなります。
2. 英検2級の採点は文法だけではない
英検の意見英作文は、内容・構成・語彙・文法の4つの観点から見られます。文法では、文の形を正しく使えているか、同じ単純な形だけでなく複数の文型を使えているかが確認されます。
そのため、文法ミスを減らすことは大切です。ただし、一つの小さなミスだけを気にして、質問への答えや二つの理由が分からなくなるほど書き直すのはおすすめしません。文法だけで答案全体が決まるわけではないからです。
| 採点観点 | 確認すること | 見直しの例 |
|---|---|---|
| 内容 | 質問に答え、理由が伝わるか | 理由が二つあるか |
| 構成 | 意見と説明が順序よくつながるか | First、Secondの後が対応するか |
| 語彙 | 話題に合う語を正しく使えるか | 語形やつづりが合うか |
| 文法 | 文の形を正しく使えているか | 主語と動詞、時制、単複を見る |
まず内容と構成を保ち、その上で自分が直せる文法ミスを拾います。理由そのものが出ない時は、先に英検2級ライティングで理由を組み立てる方法を整理すると進めやすくなります。
3. 文法ミスを見直す3分・5項目
答案を書き終えたら、残り時間を使って次の順番で確認します。項目ごとに視線の目的を変え、見つけた箇所だけを小さく修正します。
1. 主語と動詞
一文に必要な形がそろっているか
2. 時制
現在・過去が理由なく変わっていないか
3. 単数・複数
manyの後や主語の数が合うか
4. 冠詞
数えられる単数名詞の前を確認する
5. スペル・語形
名詞・動詞・形容詞の形を見る
3分の使い方
最初の1分:主語へ丸、動詞へ線を引くつもりで読む
次の1分:動詞の時制と名詞の単数・複数だけを見る
最後の1分:a・an・the、つづり、語形を確認する
本番で3分を残せない場合は、普段の時間配分も見直します。英文要約と意見英作文を含めた進め方は、英検2級ライティングの時間配分で確認できます。
4. 主語と動詞がそろっているか
最初に見るのは、一文ごとの主語と動詞です。英文を文頭から意味だけで読まず、ピリオドごとに区切り、「誰が・何が」と「どうする・どうである」があるかを確認します。
特に見落としやすいのは、三単現のs、be動詞の抜け、助動詞の後の動詞です。主語がitやthisの場合は動詞の形を確認し、canやshouldの後は動詞の原形に戻します。
| 見直し前 | 修正後 | 見る場所 |
|---|---|---|
| It help students. | It helps students. | 主語itと動詞 |
| Online classes useful. | Online classes are useful. | be動詞の有無 |
| People can saves time. | People can save time. | canの後の原形 |
長い一文では、主語と動詞が離れて見つけにくくなります。自信がない文は接続詞の前後で二文に分けても大丈夫です。まず、読み手が迷わない完成した文を作ることを優先します。
5. 時制が途中で変わっていないか
一般的な意見や現在の状況を書く時は、現在形を中心にすると安定します。具体例で過去の経験を出すなら、その部分だけ過去形にします。時間を示す語と動詞の形が合っているかを確認してください。
時間を示す語から確認する
- usually、every day、in generalなら現在形が中心
- yesterday、last year、when I was youngなら過去形
- in the futureならwillやbe going toなど、文の意図に合う形
たとえば、Last year, my school starts an online class. は、last yearに合わせてstartedへ直します。一方、Online classes help many students. のような一般的な説明は現在形のままで自然です。
時制を複雑に見せる必要はありません。過去完了などを無理に入れるより、話している時点を自分で説明できる時制にそろえる方が、答案全体を安定させやすくなります。
6. 単数・複数を確認する
次は名詞の数を見ます。many、some、several、a lot ofの後にある数えられる名詞や、people、students、companiesなど、答案でよく使う複数形から確認すると見つけやすいです。
| 見直し前 | 修正後 | ポイント |
|---|---|---|
| Many student use it. | Many students use it. | manyの後は複数形 |
| This ideas are useful. | These ideas are useful. | 指示語と名詞の数 |
| They can get many information. | They can get a lot of information. | informationは通常数えない |
information、advice、homeworkなどは、基本的に複数形のsをつけずに使います。間違えやすい語を全部暗記し直すより、自分が答案でよく使う語を10個ほど記録しておく方が実用的です。
語数が足りず文を急いで足すと、単数・複数の確認が抜けやすくなります。内容を自然に広げる方法は、英検2級ライティングを80〜100語へ広げるコツで整理しています。
7. 冠詞a・an・theを見直す
冠詞は短いので、書いている途中に抜けやすい部分です。最後の見直しでは、数えられる単数名詞を探し、その前にa、an、the、this、myなどが必要ではないかを確認します。
最初に使う簡単な目安
- 一つのものを初めて出す時はaまたはanを考える
- すでに出た特定のものを指す時はtheを考える
- 複数のものを一般的に述べる時は無冠詞になることがある
たとえば、It is useful way. では、wayが数えられる単数名詞なので、It is a useful way. とします。Students need a safe place to study. のplaceにもaが必要です。
冠詞には細かな使い分けもありますが、本番中にすべてを考え直すのは難しいです。まずは、自分が書いた単数名詞の前が空いていないかを見る習慣から始めます。
8. スペルと語形を最後に確認する
最後は、スペルと語形です。全文を一語ずつ疑うのではなく、自分が迷いながら書いた語、長い語、何度も使った語から見ます。書いている途中に迷った語へ小さく印をつけておくと、見直しで戻りやすくなります。
語形では、名詞・動詞・形容詞・副詞が文の役割に合っているかを確認します。たとえば、Students can study safety. では、「安全に」という意味なので、safetyではなくsafelyが自然です。
見直しやすい語の順番
- 書く時に迷った語
- 同じ答案で二回以上使った語
- 語尾が-tion、-ly、-fulなどになる語
- 自分が過去に間違えた語
つづりに自信がない難しい語は、意味を変えずに書ける基本語へ置き換えるのも一つの方法です。語彙を増やす練習と、本番で確実に使える語を選ぶ判断は分けて考えましょう。
書く前に、短い英語で理由を言ってみる
日本語で複雑な理由を作ってから英訳すると、文が長くなり、文法も崩れやすくなります。NOLIEでは、まず意見と理由を短い英語で話し、質問へ答えながら、無理なく説明できる形に整える練習ができます。
9. 一文を短くして文法ミスを減らす
英検2級だからといって、すべての文を長く複雑にする必要はありません。長い日本語を一文のまま英訳すると、主語が途中で変わったり、接続詞の後に文が完成しなかったりしやすくなります。
長くしすぎた文
Online classes are convenient because students who live far from school and they can save time which is important for busy students.
二文に分けた形
Online classes are convenient for students who live far from school. They can save travel time and use it for studying.
二文に分けても、理由と説明の関係は伝わります。むしろ、各文の主語と動詞が見えやすくなり、見直しもしやすくなります。
文の形に少し変化をつけたい時は、because、when、ifなど、自分が使い慣れた接続詞を一つ入れるところからで十分です。正確に使える短い文を土台にして、練習の中で少しずつ表現を広げます。
10. ミス記録を次の英作文に使う
添削された答案を見て終わると、次の問題でも同じミスが出やすいです。復習では、間違えた文を全部書き写すのではなく、自分が繰り返す型を一行で記録します。
| 自分のミス | 正しい形 | 次回の合図 |
|---|---|---|
| It help… | It helps… | itを見たら動詞のs |
| many student | many students | manyの後を複数に |
| useful way | a useful way | 単数名詞の前を見る |
記録は一度に三つまでで十分です。次の答案を書き終えたら、共通の5項目に加えて、その三つだけを優先して確認します。正しく書けた項目は外し、新しく繰り返したミスと入れ替えます。
月曜日
時間を測らず一題書く
水曜日
ミス三つを使って短文を作る
金曜日
時間を測って一題書く
週末
同じミスが減ったか数える
過去問は回数を消化するより、前回のミスを次の回で減らせるかを見る方が効果的です。使い方に迷う場合は、英検2級の過去問を解きっぱなしにしない復習法も参考にしてください。
11. 英検2級ライティング文法Q&A
Q. 文法ミスが一つあったら大きく減点されますか?
A. 英検は内容・構成・語彙・文法を含む複数の観点で答案を見ます。一つの小さなミスだけで結果を決めつけず、質問に答える内容を保ちながら、繰り返すミスを減らしましょう。
Q. 見直しは何分残せばよいですか?
A. まずは3分を目安に練習してください。最初から全部のミスを探すのではなく、5項目を固定順で確認します。時間内に書き終わらない場合は、構成メモや一文の長さも一緒に見直します。
Q. 難しい文法を使わないと評価されませんか?
A. 同じ形だけに偏らないことは大切ですが、使い慣れていない長い文を無理に入れる必要はありません。because、if、whenなど、自分が意味を説明できる形から正確に使います。
Q. 英文要約にも同じ見直しを使えますか?
A. 主語と動詞、時制、単複、冠詞、スペル・語形の確認は要約にも使えます。ただし、要約では本文の中心を外していないか、本文を長く写しすぎていないかも確認してください。詳しくは英検2級の英文要約をまとめる3ステップで説明しています。
Q. 添削では何を見てもらえばよいですか?
A. 正しい完成文だけでなく、「今回もっとも多かったミスは何か」「次の答案で最初に確認する一項目は何か」も聞くと、復習へつなげやすくなります。
12. 最後にさらっとまとめ
- 英検2級ライティングの見直しは、確認項目と順番を固定します
- 主語と動詞、時制、単数・複数、冠詞、スペル・語形の5項目に分けます
- 文法だけでなく、内容・構成・語彙も含めて答案全体が見られます
- 長い文で崩れる時は、短い二文へ分けても大丈夫です
- 自分が繰り返すミスを三つ記録し、次の答案で優先して確認します
文法ミスが多いと感じる時に、すべての英文法を一度にやり直す必要はありません。まずは自分の答案を5項目に分け、見つけやすいミスから一つずつ減らします。
NOLIEでは、英作文につながる意見や理由も、実際の会話で短く組み立てる練習ができます。複雑な日本語を無理に英訳せず、今の英語で相手へ伝わる形から整えたい方も大丈夫です。
