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【コラム】英検2級面接No.1の答え方|パッセージから根拠を探すコツ

【コラム】英検2級面接No.1の答え方|パッセージから根拠を探すコツ

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英検2級の面接で、音読はできたのに最初の質問で止まってしまう。本文のどこかに答えがあるはずなのに、質問された瞬間に分からなくなる。No.1のパッセージ問題は、そんな戸惑いが起きやすい場面です。

先に結論を言うと、質問で「何を・誰について」聞かれたかをつかみ、本文の方法や理由を選び、答えに必要な形へ整えると取り組みやすくなります。この記事では、本文を読むところから口頭で答えるまでを、短い練習例と一緒に確認します。

この記事でわかること

  • 英検2級面接No.1で答えの根拠を探す順番
  • HowとWhyで変わる答え方
  • 本文の代名詞を答えに使う時の注意点
  • 自宅でできる3つの練習例と10分の復習メニュー

NOLIEの英検面接対策

NOLIEは、オンラインで受けられる会話専門の英会話です。英検の面接に向けて、質問を聞き、その場で答え、伝わりにくかった部分を話し直す練習を大切にしています。

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本文は読めるのに答えが出ない方も、無料体験で今のつまずきからご相談ください。体験後の入会は必須ではありません。

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目次

1. 英検2級面接No.1は、本文の内容をもとに答える

英検2級の二次試験では、パッセージを黙読して音読した後、No.1でその内容について質問されます。本文に書かれた情報を理解し、質問に合う形で伝える場面です。自分の賛否や経験を話すNo.3・No.4と、答えの作り方を分けておきましょう。

No.1に答える時は問題カードを見てかまいません。文章全体を暗記する必要はなく、質問を聞いてから必要な箇所に戻れます。初めの20秒の黙読では、「何の話か」「誰が何をしているか」「その結果どうなるか」をつかむと、後から探しやすくなります。

なお、面接試験中のメモ・録音はできません。この記事で紹介する線引きや書き出し、録音は自宅やレッスンで行う復習用です。本番ではカードの本文を目で確認し、口頭で答えます。

2. 質問を聞いたら「疑問詞・主語・動作」を拾う

質問を最初から最後まで日本語に訳そうとすると、本文を見る余裕がなくなることがあります。まず聞きたいのは、何を尋ねているか、誰についてか、どんな行動や結果についてかの3点です。

練習用の質問
How do some students learn about local history?

  • How:方法を聞かれている
  • some students:一部の生徒について
  • learn about local history:地域の歴史を学ぶ方法を探す

この質問なら、本文でstudentsとhistoryの周辺を探し、実際に何をして学んでいるかを確認します。同じ単語がある文を見つけただけで答えを決めず、その文が質問に対する方法を説明しているかまで見ましょう。

質問の英語がうまく拾えない場合は、英会話の質問で最初に聞くポイントも役立ちます。家で練習する時は、質問文を隠して音で聞いてから答えると、読む力と聞く力をつなげられます。

ヘッドホンを着けてオンラインで英語の質問を聞く学習者
学習イメージ。質問を聞いてから、本文を確かめて答える練習を。Photo: Pavel Danilyuk / Pexels

3. HowとWhyで、答えに必要な情報を変える

Howで方法を尋ねられたら「どうやって」、Whyなら「なぜ」を本文から取り出します。話題が合っていても、方法を聞かれて結果だけを答えたり、理由を聞かれて感想を言ったりすると、質問への答えになりません。

方法を伝える形
By visiting a local museum.
地域の博物館を訪れることで。

理由を伝える形
Because the museum is close to their school.
その博物館が学校の近くにあるからです。

Byの後には動詞のing形を置き、Becauseの後には理由を表す文を続けます。ただし、「Howならどんな質問でもBy」と丸暗記するのは避けましょう。ここで扱うByは、方法・手段を尋ねる質問に使いやすい形です。まず質問の意味を確かめてから選びます。

文の形だけ合っていても、本文にその内容がなければ根拠のある答えにはなりません。順番は「質問の意味を確認する→根拠を選ぶ→必要な文の形に整える」です。

4. 練習例1:方法と結果を取り違えない

ここからはNOLIE作成の練習例です。公式の過去問ではなく、答えの探し方を確認するために短くした文章を使います。最初は解答例を見ずに、声に出して答えてみてください。

本文
Some schools invite local artists to their classrooms. The artists show students how to make things with materials from the area. In this way, students can learn about local culture.

質問
How do the artists help students learn about local culture?

解答例
By showing them how to make things with materials from the area.

質問は、芸術家がどんな方法で生徒の学びを助けているかを尋ねています。根拠は2文目のshow students how to make thingsの部分です。最後のlearn about local cultureは、その結果にあたります。

「地域の文化を学べます」と繰り返しても、方法はまだ伝わりません。In this wayを見たら、その前にどんな行動が書かれているかをたどります。今回の答えではstudentsをthemに変えていますが、指す相手が明確なstudentsを使っても意味は伝えられます。

5. 練習例2:Whyには本文の理由を入れる

Whyの質問では、自分が考えたもっともらしい理由を足さないことが大切です。たとえば環境の話題だからといって、本文を確認せずに「環境に良いから」と答えるのは避けましょう。本文が説明している理由は、費用や手間のことかもしれません。

本文
Some offices have started using shared bicycles. The bicycles make it easier for workers to travel to nearby buildings. As a result, more workers are choosing bicycles for short trips.

質問
Why are more workers choosing bicycles for short trips?

解答例
Because the bicycles make it easier for them to travel to nearby buildings.

As a resultの後は「その結果、より多くの働く人が自転車を選んでいる」という内容です。その理由として前の文に、近くの建物へ移動しやすくなることが書かれています。ここでは健康や環境について補足する必要はありません。

接続表現は、原因と結果のつながりを見る手がかりになります。ただし「この語の直前を読めば必ず正解」と位置だけで決めず、なぜ自転車を選ぶのかに答えられているか、最後に意味を確認してください。

6. this・they・themが何を指すかを確かめる

本文の一部を取り出した時に難しくなるのが、this、these、they、themなどです。本文を続けて読めば分かる内容でも、答えの一文だけでは誰や何を指すかが曖昧になることがあります。

本文の一部
Some libraries send reading suggestions to parents. These suggestions help them choose books for their children.

質問
How do these suggestions help parents?

解答例
They help parents choose books for their children.

These suggestionsは読書の提案、themはparentsを指します。この例では、答えの主語Theyは質問中のthese suggestionsを受け、parentsはそのまま残しています。代名詞を使うこと自体が問題なのではなく、指す対象が聞き手に分かることが大切です。

復習では、代名詞の上に指している名詞を書き、答えを一度作ってみましょう。その後は書き込みを見ずに答えます。何でもtheyに置き換える必要はありません。主語、動作、その対象がつながる文を優先します。

本文を見つけても、口に出すところで止まる方へ

根拠を選ぶ力と、質問された時に答える力は、両方練習できます。NOLIEのオンライン面接練習で、自分の答えが質問に合っているかを確認してみませんか。

7. よくある答えのズレを3つ直す

本文が分かっているつもりでも、話す段階で情報が抜けることがあります。「正解例と単語が同じか」だけでなく、「聞かれたことに必要な情報がそろっているか」で見直すと、直す場所が分かりやすくなります。

  • 質問に出た結果をそのまま繰り返す:その結果につながった方法や理由を探し直す。
  • 本文の一文を途中で切り、何をするのかが抜ける:動詞の後ろの対象や説明まで確認する。
  • 本文にない自分の経験を足す:今回のNo.1では本文に根拠のある内容に戻す。

たとえばBy showing them.だけでは、何を見せるのかが分かりません。練習例1ならhow to make things with materials from the areaまで含めることで、具体的な方法が伝わります。「短いほど良い」ではなく、必要な内容が抜けていない短さを目指しましょう。

逆に、本文を最初から全部読み直して答えると、質問と関係の薄い情報も混ざります。まず根拠となる箇所を選び、答えとして一まとまりになる範囲を口に出す練習が有効です。

8. 聞き取れない時と、答えが見つからない時を分ける

質問が聞き取れなかった場合は、自然な流れで聞き返すことができます。英検の案内でも、自然な聞き返しは減点対象ではない一方、不自然な聞き返しや繰り返しは減点の対象になるとされています。何度でも無条件に聞き直せるという意味ではありません。

Could you say that again, please?
もう一度言っていただけますか。

質問は聞こえているのに答えが見つからない時は、質問を繰り返してもらうだけでは解決しにくいです。方法を尋ねられたのか、理由なのかを確かめ、質問に出た人物・物・動作の周辺へ戻りましょう。

家での振り返りには、「質問の音が分からなかった」「質問の意味を取り違えた」「本文の根拠を選べなかった」「答えを文にできなかった」の4つが使えます。原因が分かれば、同じ一問でも次の練習を変えられます。

9. No.1対策を1日10分で回す練習メニュー

まずは一つの文章と一つの質問で十分です。問題を次々と増やす前に、質問を聞く、本文を確認する、答えるという一連の動きを作ります。以下は自宅練習用の時間配分で、試験の制限時間や採点基準ではありません。

  • 最初の2分:本文を読み、話題と人物・行動・結果を確認する。
  • 次の2分:質問を音で聞き、答えを一度録音する。
  • 次の3分:本文の根拠と自分の答えを照合し、ズレを一つ選ぶ。
  • 次の2分:答えを短く整え、もう一度声に出す。
  • 最後の1分:今日のミスと次に気をつける点を一行だけ記録する。

二回目の答えが言えたら、翌日は別の文章で同じ手順を試します。同じ解答を覚えた状態だけで「できるようになった」と判断せず、初めての内容でも根拠を選べるかを確認しましょう。

問題集を復習に使う考え方は、英検2級の過去問を解きっぱなしにしない方法でも詳しく整理しています。本文の意味を取るところで毎回止まるなら、英検2級の長文の読み方と合わせて、文構造や語彙の復習も入れてください。

10. Q&A:英検2級面接のパッセージ問題で迷うこと

Q. 答える時に本文を見てもいいですか?
A. No.1は問題カードを見て答えてかまいません。見ないで答える練習ばかりにせず、必要な情報へ戻る動きも練習しましょう。

Q. Howには必ずByで答えますか?
A. 方法を聞く質問ならBy+動詞のing形が使いやすいですが、最初に質問の意味を確認します。質問に合った内容を文で答えることもできます。

Q. 模範解答と違う英語だと不正解ですか?
A. 模範解答との一字一句の一致を目標にする必要はありません。ただし、本文の必要な情報を含み、質問に合う意味になっているかは確認が必要です。

Q. 自分の意見を足すと評価が上がりますか?
A. No.1では本文の内容に沿って答えます。意見や体験を加えて長くする練習は、意見を尋ねる問題と分けて行いましょう。

Q. 一人の練習では何を確認すればいいですか?
A. 方法と理由が合っているか、人物や代名詞がずれていないか、動作の対象が抜けていないかを確認します。判断しにくい答えは、先生に質問と本文をセットで見てもらうと具体的に直しやすくなります。

11. まとめ:聞かれたことと、本文の根拠をつなげる

英検2級面接No.1で意識したいのは、質問の疑問詞・主語・動作を拾い、本文でそれに対応する情報を見つけることです。Howなら方法、Whyなら理由を確かめ、代名詞や動詞の形を必要な範囲で整えて答えます。

今日の練習では、解答例を覚える前に「なぜその一文が答えになるのか」を自分で説明してみてください。そのうえでもう一度声に出すと、次に似た質問を聞いた時にも探し方を使いやすくなります。

No.1の次に続く問題は、英検2級面接No.2のイラスト説明で練習できます。読む、聞く、選ぶ、話すを一つずつつなげて、面接全体に慣れていきましょう。

英検の面接を、人と話しながら練習したい方へ

一人で復習した答えを、次は質問されてから言ってみましょう。NOLIEでは、英語を聞いて答える練習をオンラインで進められます。No.1で止まる理由や、次に取り組みたい課題を無料体験でご相談ください。

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