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【コラム】IELTSスピーキングPart 2の1分準備で何を書く?|メモの作り方

【コラム】IELTSスピーキングPart 2の1分準備で何を書く?|メモの作り方

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準備時間が始まっても、何を書けばよいか迷ううちに1分が終わってしまう方へ。

IELTSスピーキングPart 2では、タスクカードを受け取った後に1分の準備時間があります。ところが、話す内容を丁寧に考えようとするほど、最初の英文を書いている間に時間がなくなることがあります。メモはできたのに、話し始めると次の内容が見つからない人も少なくありません。

先に答えると、1分準備で書くのは完成した英文ではなく、話す順番、英語のキーワード、具体例の手がかりです。タスクカードの各項目へ短い語句を置き、最後に気持ちや理由を一つ足すと、メモを見た時に次の内容を思い出しやすくなります。

この記事では、1分を10秒・20秒・20秒・10秒に分ける方法、止まりやすいメモと使いやすいメモの違い、実際のメモから回答を作る流れを整理します。

先に結論:1分で作るのは「英文」ではなく「話の地図」

最初の10秒でテーマと話す題材を決め、次の20秒でタスクカードの項目へキーワードを置きます。その次の20秒で出来事や具体例を足し、最後の10秒で気持ち・理由・締め方を確認します。

メモを読んで話すのではなく、メモを見て内容を思い出す状態を目指します。きれいに書くことより、2秒で次の話題を見つけられることの方が大切です。

IELTSスピーキングPart 2のメモをノートに書きながら練習する学習者
学習イメージ。1分準備では、文章よりも話す順番がすぐ分かる短いメモを残します。

この記事でわかること

  • IELTSスピーキングPart 2の1分準備で書く内容
  • 完成文を書かない方が話しやすい理由
  • タスクカードから話す順番を作る方法
  • 実際のメモと回答例のつなげ方
  • 1分準備を本番の形へ近づける10分練習

NOLIE英会話教室について

NOLIEは、オンラインで受けられる会話専門の英会話です。IELTS Speaking対策では、丸暗記した回答ではなく、短い準備から自分の言葉で話を組み立てる練習を大切にしています。

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Part 2の1分準備や話の続け方に迷う方も、無料体験で今の回答に合う練習を相談できます。体験後の入会は必須ではありません。

1. IELTSスピーキングPart 2の1分準備とは

IELTSスピーキングPart 2では、特定のテーマと話に含めるポイントが書かれたタスクカードを受け取ります。準備時間は1分で、その後は同じテーマについて1〜2分話します。準備用の紙と筆記具が渡され、書いたメモは話している間にも確認できます。

この1分は、文法的に正しい回答を完成させる時間ではありません。話す題材を一つ選び、タスクカードの項目を落とさないようにし、話す順番を決める時間です。回答中に頭が真っ白になっても、メモを見れば次の内容へ戻れる状態を作ります。

1分後にできていればよいこと

何について、どの順番で、どの具体例を使い、最後に何を感じたと話すかが見える

Part 2全体で問われるのは、メモの上手さではなく、与えられたテーマについて内容を整理して話し続ける力です。だからこそ、メモそのものへ時間を使い切らず、話すための補助として短く残します。

2. 1分準備で書くべき3つの情報

メモに残したいのは、話す順番、具体的な情報、気持ちや理由の三つです。どれか一つだけでは、話し始めた後に内容が足りなくなることがあります。

1. 話す順番

who → when → what → why のように、視線を動かす順序を作る

2. 具体的な情報

場所、人物、出来事、困ったことなど、話を広げられる事実を置く

3. 気持ち・理由

relaxed、surprised、importantなど、出来事の意味を一語で残す

たとえば「印象に残っている旅行」なら、Kyoto、last autumn、sister、got lost、quiet temple、relaxedのような語だけでも、話の骨組みは作れます。それぞれの単語を見ながら、その場で英文へ変えます。

英語でメモしておくと、話している途中で日本語から訳し直す工程を減らせます。スペルを完璧に書く必要はなく、自分がすぐ読める短い形で十分です。

3. 完成した英文を書かない方がよい理由

準備時間に完成文を書き始めると、一文目だけはきれいでも、タスクカードの後半まで準備できないことがあります。書いた文を正確に読もうとして視線が下がり、自然な話し方が崩れやすくなることもあります。

また、覚えた通りに言えなかった瞬間に、次の内容まで分からなくなりやすいです。メモを台本にすると、一語飛ばしただけで不安になります。メモを話の地図にすると、一つの表現が出なくても別の簡単な英語へ変えられます。

書き方 準備中 話している時
完成文 書く量が多く、後半を準備しにくい 読むことに意識が向きやすい
短い語句 全体の順番と材料を残しやすい 自分の言葉で言い換えやすい

準備中に文法が気になっても、そこで修正を繰り返さないようにします。正確さは大切ですが、Part 2では話の流れを保つことも必要です。使える基本文をその場で組み立てる方が安定します。

4. 最初の10秒で題材を一つ決める

最初にタスクカードの中心となるテーマを読み、話す題材を一つ決めます。この段階で「もっと良い話があるかも」と探し続けると、準備時間を失います。特別な経験より、人物、場所、出来事をすぐ思い出せる題材を選びます。

たとえば「印象に残っている旅行」なら、海外旅行でなくても構いません。家族と行った京都、友人との日帰り旅行、学校行事など、自分が順番を思い出せるものの方が話しやすいです。

10秒で決めること

Topic: memorable trip

Choice: Kyoto with my sister

題材が決まったら、途中で別の話へ変えないこともポイントです。一つの小さな経験を、前後の出来事や気持ちまで含めて話した方が、内容は自然に広がります。

5. 次の20秒でタスクカードを埋める

次に、タスクカードにある各ポイントへ一つ以上の語句を置きます。長く考えず、質問に対応する事実だけを書きます。横に並べるより、カードと同じ順番で縦に書くと、話している時に視線を戻しやすくなります。

タスクカードの項目を短く埋める例

where: Kyoto

when: last autumn, after exams

who: sister

why memorable: first trip together

この時点では、各項目を一文にする必要はありません。whereの横にKyotoと書けば、回答では We went to Kyoto.、The trip I remember most was a visit to Kyoto. など、自分が言いやすい形を選べます。

もしタスクカードの単語が分からない場合は、分からないまま最後まで待たず、準備時間の早い段階で試験官へ確認します。何を話すカードなのかを誤解したままメモを増やさないことが大切です。

6. 次の20秒で具体例と時間の流れを足す

タスクカードの項目だけでは、30秒ほどで話が終わることがあります。そこで、出来事をbefore、during、afterの三つに分け、各段階へ一語か二語を足します。時間の流れができると、次に何を話すか迷いにくくなります。

Before

planned for weeks
heavy rain forecast

During

quiet temple
small cafe
got lost

After

laughed about it
want to go again

ここで細かい情報を増やしすぎる必要はありません。場所を三つ、食べ物を四つと並べるより、「雨の予報だった」「道に迷った」「今では良い思い出」という小さな流れを作る方が、聞き手にも伝わりやすくなります。

普段からPart 2で30秒ほどしか話せない場合は、メモだけでなく内容の広げ方も練習します。IELTSスピーキングで短い答えを広げる方法も合わせて確認すると、理由や具体例を足しやすくなります。

7. 最後の10秒で気持ちと締め方を置く

最後の10秒では、新しい出来事を増やすより、「なぜ印象に残ったか」「今どう思うか」を確認します。出来事だけを並べる回答より、自分の反応が入った回答の方が話にまとまりを作りやすいです。

最後に足す短いメモ

feeling: relaxed, closer to sister

ending: go again in spring

回答の終わりでは、That is why I still remember the trip. や Looking back, it was a simple trip, but it meant a lot to me. のように、話題へ戻る一文が使えます。長い結論を作る必要はありません。

余裕があれば、言い換えたい表現を一つだけ端に書きます。ただし、難しい語彙を思い出すことに10秒を使うより、最後まで話せる順番を確認する方を優先しましょう。

Part 2のメモを会話で試したい方へ

一人でメモを作れるようになっても、人を前にすると順番が崩れることがあります。実際に1分を測り、メモだけを見て話し、どこで止まったかをその場で確認すると改善点が分かりやすくなります。

8. 良いメモと止まりやすいメモの違い

メモをたくさん書いているのに話が続かない場合は、情報量より書き方を見直します。次のメモは一文として正しいですが、その一文を言い終えた後の方向がありません。

止まりやすいメモ

I went to Kyoto with my sister last autumn, and we visited a beautiful temple.

一方、次のメモは英文ではありませんが、話の入口、出来事、気持ち、締め方が見えます。答えている途中で一つの単語が出なくても、次の項目へ移れます。

使いやすいメモ

Kyoto / last autumn / sister

after exams → rain → quiet temple → cafe → lost

relaxed / closer / go again

矢印、線、丸、略語は自由に使って大丈夫です。自分だけが読めればよいので、見た瞬間に時間の流れと次の内容が分かる形を探しましょう。

9. メモからIELTS Part 2の回答を作る例

先ほどのメモを使うと、次のように話を組み立てられます。暗記用の正解ではなく、短い語句をどのように英文へ変えるかを見る例です。

I’d like to talk about a trip to Kyoto that I took with my sister last autumn. It was our first trip together in a long time because we had both been busy with school and work.

We had planned the trip for several weeks, but the weather forecast said it might rain. Luckily, the rain was not too heavy. We visited a quiet temple in the morning and then found a small cafe nearby. Later, we got a little lost on the way back to the station, but we laughed about it and asked a local person for help.

What made the trip memorable was that I could relax and spend time with my sister. Looking back, it was not a very unusual trip, but it brought us closer. I would like to visit Kyoto with her again, perhaps in spring next time.

この回答では、メモの語順をたどりながら、because、later、but、looking backなどで内容をつないでいます。準備時間にこれらの文を全部書いたわけではありません。

練習では、同じメモから二回話してみます。一回目と全く同じ英文にならなくても問題ありません。語彙や文法を少し変えながら、同じ内容を順番よく伝えられれば、メモを台本ではなく補助として使えています。

本番で言いたい単語が出ない時は、難しい語を探し続けず、知っている英語へ置き換えます。IELTSスピーキングで単語を言い換える方法も練習しておくと、メモ通りの語が出ない時に戻りやすくなります。

10. 1分準備を身につける10分練習

1分準備は、方法を読んだだけでは本番で再現しにくいです。毎日長く練習するより、同じタスクカードを使って短く二周し、メモと話し方の関係を確認します。

時間 すること 見るポイント
1分キーワードでメモする全項目と締め方が見えるか
2分録音しながら話すどのメモで止まったか
2分録音とメモを見直す不足した具体例は何か
1分メモを三語だけ直す文章へ書き換えない
2分同じテーマでもう一度話す一回目より流れが自然か
2分使えた表現を一つ残す次のテーマでも使えるか

最初から1分準備が難しい場合は、2分でメモして1分話すところから始めます。慣れたら準備時間を30秒短くし、話す時間を30秒長くして、本番の1分準備・2分回答へ近づけます。

録音を聞く時は、発音や文法だけでなく、メモの順番で話せたか、同じ内容を繰り返していないか、具体例の後に気持ちを足せたかを確認します。途中で緊張して止まりやすい方は、IELTSスピーキングで頭が真っ白になる時の戻り方も役立ちます。

Part 1やPart 3は、Part 2と同じ長さや準備方法ではありません。質問ごとの違いは、Part 1の答え方Part 3で抽象的な質問へ答える方法で整理できます。

11. IELTSスピーキングPart 2メモQ&A

Q. メモは日本語で書いてもよいですか?

自分用のメモですが、練習では英語の短い語句がおすすめです。日本語で詳しく書くと、話す時に英訳する時間が増えます。人名や場所に加え、感情や動作も英語で一語ずつ残しましょう。

Q. タスクカードの項目を全部メモした方がよいですか?

各項目へ少なくとも一つの手がかりを置くと、話す内容の抜けを防ぎやすくなります。ただし、各項目の完成文を書く必要はありません。最後に気持ちや理由を足す時間も残します。

Q. メモを見ながら話しても大丈夫ですか?

準備時間に書いたメモは、話している間にも確認できます。ただし、ずっと読み続けるのではなく、次の話題を思い出す時に短く見る使い方が自然です。

Q. 1分で何も思いつかない時はどうすればよいですか?

特別な経験を探すより、家族、友人、学校、仕事、近所など、説明しやすい題材へ寄せます。実際に近い経験の方が、場所や出来事、気持ちを思い出しやすく、話の流れも作りやすいです。

Q. 2分ぴったり話す必要がありますか?

試験官が時間になれば止めるため、自分で2分ぴったりに終えることだけへ集中する必要はありません。練習では、短く終わらず、話の順番を保ちながら1〜2分の長めの回答を続けることを目指します。

12. 最後にさらっとまとめ

  • IELTSスピーキングPart 2では、1分準備の後に1〜2分話します
  • メモは完成文ではなく、話す順番と英語の短い語句で作ります
  • 10秒・20秒・20秒・10秒に分けると、最後まで準備しやすくなります
  • タスクカードの項目に、具体例と気持ちを足すと話を続けやすくなります
  • 同じテーマを二回録音し、止まった場所に必要なメモを見直します

1分準備で大切なのは、きれいな英文をたくさん書くことではありません。自分が話す内容を決め、順番を作り、止まった時に戻れる手がかりを残すことです。メモの量を増やすより、短いメモから話せる回数を増やしましょう。

一人では1分の使い方や回答の流れを判断しにくい方は、実際に人へ聞いてもらうと改善点が見えやすくなります。NOLIEでは、IELTS Speakingの形式に合わせて、準備、回答、振り返りを会話の中で練習できます。

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