【コラム】英語が聞き取れない人へ|リスニングが苦手な原因と対策
【コラム】英語が聞き取れない人へ|リスニングが苦手な原因と対策
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query_builder 2026/05/19
最終更新日:2026/05/19
著者: NOLIE英会話教室
英語を勉強しているのに、なかなか聞き取れない。単語帳では知っている単語なのに、音で聞くと分からない。ゆっくりなら分かるのに、会話になると一気に置いていかれる。
こういう悩みはかなり多いです。リスニングが苦手だと、「自分は英語のセンスがないのかな」と感じやすいです。
でも、英語が聞き取れない原因は、ひとつではありません。単語を知らないから聞き取れないこともあれば、音がつながって聞こえるから分からないこともあります。英語のスピードに慣れていない場合もありますし、聞こえたあとに意味を処理するのが追いつかない場合もあります。
この記事でわかること
- 英語が聞き取れない主な原因
- 単語、音、意味処理、会話の流れに分けた対策
- 短い音声を使ったリスニング練習の進め方
- 聞き取れなかった時に会話を止めない表現
NOLIE英会話教室について
NOLIE英会話教室では、聞くだけで終わらせず、聞いて返す、聞き返す、言い換えてもらうといった実際の会話練習を大切にしています。リスニングとスピーキングをつなげながら、オンラインで使える英語を育てていきます。
目次
1. 英語が聞き取れない原因はひとつではない
リスニングが苦手な人は、まず「何が原因で聞き取れていないのか」を分けて考えることが大事です。ただ英語をたくさん聞くだけでは、弱点がぼやけたままになりやすいです。
英語が聞き取れない原因は、大きく分けると次の4つです。
1つ目は、単語や表現を知らないこと。
2つ目は、英語の音の変化に慣れていないこと。
3つ目は、聞こえた英語を意味に変えるのが遅いこと。
4つ目は、会話の流れを予測できていないこと。
この4つのうち、どこで止まっているかによって、やるべき対策は変わります。
2. 原因1:単語や表現を知らない
まず、単語や表現を知らない場合です。これは一番分かりやすい原因です。そもそも知らない単語は、聞こえても意味が取れません。音としては耳に入っていても、意味につながらないので、ただの音のかたまりに聞こえます。
ただし、ここで気をつけたいのは、「単語を見れば分かる」と「聞いて分かる」は別だということです。単語帳で見れば分かる。英文を読めば意味は取れる。でも音で聞くと分からない。これはかなりよくあります。
because は、実際の会話では「ビコーズ」とはっきり聞こえないことがあります。
want to も「ウォント トゥ」ではなく、「ワナ」に近く聞こえることがあります。
going to も「ゴーイング トゥ」ではなく、「ガナ」に近くなることがあります。
つまり、リスニングでは、単語の意味だけでなく、音でどう聞こえるかまでセットで覚える必要があります。単語帳を使う時も、音声を聞く、自分でも声に出す、短い例文の中で聞く。この3つを入れると、単語がリスニングにつながりやすくなります。
3. 原因2:英語の音の変化に慣れていない
次に多い原因が、英語の音の変化に慣れていないことです。英語は、単語がひとつずつはっきり発音されるわけではありません。実際の会話では、音がつながったり、弱くなったり、消えたりします。
What do you want to do?
→ What do you wanna do?
英語が聞き取れない人は、ここで「知らない単語ばかりだ」と思いやすいです。でも実際には、知らない単語ではなく、知っている単語が違う音に聞こえているだけのことも多いです。
この対策としてかなり有効なのが、短い音声を使った音読とシャドーイングです。シャドーイングというと難しく聞こえるかもしれませんが、最初から完璧に真似する必要はありません。まずは短い文を聞いて、スクリプトを見ながら声に出してみるだけでも十分です。
could you が「クッド ユー」ではなく、かなりつながって聞こえる。did you が「ディド ユー」ではなく、「ディジュ」に近く聞こえる。こういう音の変化に気づくだけでも、リスニングはかなり変わります。
4. 原因3:意味に変えるスピードが追いつかない
次に、聞こえた英語を意味に変えるのが遅い場合です。これは中級者にもかなり多いです。単語は聞こえている。文も一部は分かる。でも、意味を考えているうちに次の文が流れてしまう。結果として、全体の内容が追えなくなります。
この場合、問題は耳だけではありません。英語を理解するスピードがまだ追いついていない状態です。
I used to live in a small town, but I moved to the city because of my job.
used to の意味を考え、small town を理解し、moved to the city を処理し、because of my job を追っているうちに、次の文が来てしまう。こうなると、聞こえていても理解が遅れます。
I went to the station / because I had to meet my friend.
リスニングでは、きれいな日本語訳を作る必要はありません。大事なのは、話の流れを止めずに意味を追うことです。そのためには、短い英文を前から理解する練習がかなり大事です。
5. 原因4:会話の流れを予測できていない
次に、会話の流れを予測できていない場合です。英語が聞き取れない人は、音だけを一生懸命追おうとしがちです。もちろん音を聞くことは大事です。でも、実際の会話では、内容を少し予測する力もかなり重要です。
たとえば、相手が How was your weekend? と聞いたら、週末の話が来ると予測できます。そこで出てくる可能性が高いのは、busy, relaxing, went out, stayed home, met friends, watched a movie などです。
Would you like something to drink?
Are you ready to order?
For here or to go?
Anything else?
レストランで注文する場面なら、聞かれる内容もある程度予測できます。すべての単語をゼロから聞き取ろうとするのではなく、場面から予測する力も使った方がかなり楽になります。
聞く力を、会話で使える力へ
NOLIEでは、聞き取れない原因を整理しながら、聞いて返す、聞き返す、言い換えてもらう練習をオンラインで行います。教材だけでは不安な方も、実際のやり取りの中で少しずつ慣れていけます。
6. 短い会話文で練習する
英語が聞き取れない人におすすめしたい練習のひとつは、短い会話文を使ったリスニングです。いきなり長いニュースや映画に挑戦する必要はありません。むしろ、初心者や中級者は、短くて場面がはっきりしている音声の方が効果的です。
カフェで注文する会話。
空港での会話。
道案内。
自己紹介。
友達との週末の話。
オンライン英会話の最初の会話。
こういう場面から始めると、使える表現も多く、聞き取った内容をそのまま会話練習にもつなげやすいです。
7. 聞きっぱなしにしない復習の流れ
リスニング練習で大事なのは、聞きっぱなしにしないことです。ただ音声を流しているだけでは、聞こえない部分が聞こえないまま残りやすいです。
まず、何も見ずに聞く。
次に、聞き取れた内容をざっくりメモする。
そのあとスクリプトを見る。
聞き取れなかった部分に印をつける。
最後に、その部分だけもう一度聞いて声に出す。
この流れを使うと、自分が何を聞き取れていないのかが見えやすくなります。単語自体を知らなかったのか、音がつながって分からなかったのか、スピードについていけなかったのか、意味を考えている間に置いていかれたのか。
ここを分けるだけで、復習の質はかなり上がります。聞き取れなかった音を確認する。同じ表現を声に出す。短い文を前から理解する。場面ごとの表現を覚える。この方が、ただ長時間聞き流すよりかなり実用的です。
8. 音読とスピーキングもリスニングにつながる
英語が聞き取れない人にとって、音読もかなり役立ちます。リスニングなのに音読が必要なのかと思うかもしれません。でも、自分で発音できない音は、聞き取りにくいことが多いです。
英語のリズムや音のつながりを自分の口で再現してみると、耳も少しずつ慣れていきます。特に、短い会話文を音読するのはかなりおすすめです。
Could you say that again?
I didn’t catch that.
What do you mean?
That sounds good.
I’m not sure.
リスニングとスピーキングは別々に見えますが、実際にはかなりつながっています。聞き取れる表現が増えると、会話で返しやすくなります。自分で言える表現が増えると、相手が言った時にも聞き取りやすくなります。
9. 聞き取れなかった時に会話を続ける表現
英会話で特に困るのは、聞き取れなかった時です。相手の言ったことが分からないと、そこで会話が止まってしまう気がします。でも、聞き取れなかった時に使える表現を持っていれば、会話は続けられます。
Sorry, could you say that again?
Could you speak a little more slowly?
I didn’t catch that.
What does that mean?
Could you explain it in a simpler way?
英会話では、全部を一回で聞き取れなくても大丈夫です。大事なのは、分からなかった時に聞き返せることです。聞き返すことは失敗ではありません。むしろ、会話を続けるための大事なスキルです。
日本人学習者は、聞き返すことに抵抗を感じる人がかなり多いです。でも、分かったふりをすると、会話はもっと苦しくなります。内容が分からないまま次に進んでしまうので、返事も曖昧になります。英会話では、聞き取れなかった時に素直に聞き返す方がずっと自然です。
教材選びと1日10分メニュー
英語が聞き取れない人がやりがちな失敗のひとつは、いきなり難しすぎる教材を選ぶことです。映画、海外ドラマ、ニュース、ネイティブ向けのポッドキャストは魅力的ですが、初心者や中級者にとっては難しすぎることがあります。
目安は、スクリプトを見れば8割くらい理解できる音声です。スクリプトを見ても分からないものは、リスニング以前に内容が難しすぎる可能性があります。
最初の2分で、短い音声を何も見ずに聞く。
次の3分で、スクリプトを見ながら聞く。
次の3分で、聞き取れなかった部分を声に出す。
最後の2分で、もう一度音声だけを聞く。
これだけでも十分です。毎日長時間やる必要はありません。短くても、聞けなかった部分を確認する練習を続ける方がかなり大事です。
10. Q&A
Q: 英語が聞き取れないのは単語不足ですか?
A: 単語不足の場合もありますが、それだけではありません。音のつながり、意味処理のスピード、会話の流れの予測も関係します。
Q: 聞き流しだけでもリスニングは伸びますか?
A: 英語に慣れる意味はありますが、聞き取れない原因を直すには、スクリプト確認や音読も入れた方が効果的です。
Q: 映画や海外ドラマで練習してもいいですか?
A: 楽しむ目的なら良いですが、練習用には難しすぎることがあります。スクリプトを見れば8割ほど分かる音声から始めるのがおすすめです。
Q: 会話で聞き取れない時はどうすればいいですか?
A: Sorry, could you say that again? や Could you speak a little more slowly? のような聞き返し表現を使って大丈夫です。
11. 最後にさらっとまとめ!
- 英語が聞き取れない原因は、単語不足だけではありません
- 音の変化、意味処理のスピード、会話の流れも関係します
- 短い音声を使って、聞けなかった部分を確認する練習が大事です
- 聞いた表現を声に出すと、リスニングと会話の両方につながります
- 聞き取れない時に聞き返す表現を持っておくと安心です
英語が聞き取れない状態は、急に一日で変わるものではありません。でも、聞き取れなかった理由を分けて、音と意味をつなげて、声に出して練習していくと、少しずつ変わっていきます。
リスニングは、ただ聞くだけではなく、会話の中で聞いて、返して、分からなければ聞き返すことで少しずつ強くなります。勉強している英語を、実際の会話で使える力に変えていきたい人には、会話中心の練習がかなり合いやすいです。やっぱり人と話したい人は、会話専門英会話のNOLIEも選択肢に入れてみてください。
