【コラム】IELTSスピーキングが苦手な人へ|スコアを伸ばすために意識したいポイント
NOLIE English Column
【コラム】IELTSスピーキングが苦手な人へ|スコアを伸ばすために意識したいポイント
IELTSの中でも、スピーキングが一番苦手だと感じている方へ。
IELTSの中でも、「スピーキングが一番苦手」という人はかなり多いです。
リーディングやリスニングは一人で勉強できますが、スピーキングは実際に話す力が必要になるため、難しく感じやすくなります。
特に日本人学習者は、英語を話す機会が少ない、間違いを気にしやすい、短く答えてしまう、という傾向があるため、IELTSスピーキングで苦戦する人も少なくありません。
この記事でわかること
- IELTSスピーキングが苦手になりやすい理由
- 完璧な英語を目指しすぎなくていい理由
- 短い答えを少し広げるコツ
- Part 2で話し続けるための考え方
- 普段からできるスピーキング練習
NOLIE英会話教室について
NOLIEは、オンラインで受けられる会話専門の英会話です。IELTSスピーキングでも、ただ模範解答を覚えるのではなく、自分の言葉で答えを組み立てる練習を大切にしています。
目次
- IELTSスピーキングは完璧な英語が必要な試験ではない
- 短く終わらせず、少し広げて答える
- つなぎ言葉を持っておくと話しやすくなる
- 丸暗記は逆効果になることもある
- Part 2は本当の話でなくても大丈夫
- 普段から英語を口に出すことが重要
- スコアを伸ばすために意識したい練習法
- Q&A
- 最後にさらっとまとめ
1. IELTSスピーキングは完璧な英語が必要な試験ではない
IELTSスピーキングは、ネイティブのように話せるかだけを見ている試験ではありません。
流暢さ、語彙、文法、発音などを総合的に見られますが、多少のミスがあっても、会話を続けられることの方が大切です。実際、高いスコアを取る人でも、細かい文法ミスをすることはあります。
逆に、「間違えたくない」と思いすぎて黙ってしまうと、評価が下がりやすくなります。IELTSスピーキングでは、完璧な一文を探して止まるより、少しミスがあっても質問に答え続ける方が大事です。
まず意識したいこと
完璧に話すことより、質問に対して自分の考えを止まらずに伝えることを優先しましょう。
IELTSスピーキングが苦手な人ほど、最初から正確さを求めすぎることがあります。もちろん正しさは大切ですが、まずは声に出して答えることに慣れるところからで大丈夫です。
2. 短く終わらせず、少し広げて答える
IELTSスピーキングでよく言われるのが、「一言で終わらせない」ということです。
たとえば、Do you like music? と聞かれた時に、Yes, I do. だけで終わると、会話が広がりません。
少し広げるなら、次のように言えます。
Yes, I do because music helps me relax after work.
これだけでも、理由が入るので印象が変わります。さらにもう少し足すなら、具体例や感想を入れると話しやすくなります。
Yes, I do because music helps me relax after work. I usually listen to quiet music at night, especially when I feel tired.
難しい英語ではありません。ただ、理由と具体例があるだけで、答えがかなり自然になります。IELTSスピーキングでは、この「少し広げる力」がかなり大事です。
3. つなぎ言葉を持っておくと話しやすくなる
英語が止まってしまう人は、「考える時間」を作るフレーズを持っておくのもおすすめです。
たとえば、次のような表現です。
- Let me think…
- That’s an interesting question.
- I’ve never thought about it before.
- Well, in my opinion…
- I guess it depends on the situation.
こういう一言があるだけでも、焦りにくくなります。無言で止まるより、考えていることを相手に伝えながら時間を作れるからです。
ただし、Umm… や Ah…、You know… を連発しすぎると、不自然に聞こえることもあります。完全になくす必要はありませんが、頼りすぎない方が安心です。
つなぎ言葉は、答えをごまかすためではなく、落ち着いて次の一文に進むための道具として使うのがおすすめです。
IELTSスピーキングを一人で抱え込まないために
IELTSスピーキングは、答え方の型を知るだけでなく、実際に質問されて答える練習がかなり大事です。苦手な方ほど、安心して間違えながら話せる時間を作ると練習が続きやすくなります。
4. 丸暗記は逆効果になることもある
IELTS初心者ほど、「答えを全部覚えよう」としてしまいがちです。たしかに、表現を覚えることは大切です。
ただ、丸暗記した英文は不自然になりやすく、質問が少し変わるだけで対応できなくなることがあります。覚えた答えをそのまま出そうとすると、会話というより暗唱に近くなってしまうこともあります。
そのため、丸ごとの答えを覚えるより、次のようなパーツを覚える方が実践的です。
- よく使う表現
- 理由の言い方
- 具体例の出し方
- 話を広げるパターン
- 反対側も少し見る表現
たとえば、One reason is that…、For example…、In my experience… のような表現を使えるようにしておくと、いろいろな質問に応用しやすくなります。
5. Part 2は本当の話でなくても大丈夫
IELTSスピーキングのPart 2では、1〜2分ほど話す必要があります。ここでかなり多いのが、「本当のエピソードを思い出せない」と焦って止まってしまうことです。
ただ、Part 2では、必ず完全な実話を話さなければいけないわけではありません。少し話を広げたり、想像の要素を入れたりしても大丈夫です。
大切なのは、その話が本当にあったかどうかより、英語で自然に話し続けられるかどうかです。
Part 2で話しやすくするコツ
- 少し話を盛ってもいい
- 細かい事実より、話しやすさを優先する
- 場所・人・出来事・気持ちの順に話す
- 最後に「なぜ印象に残っているか」を足す
たとえば、旅行の話なら、いつ行ったのか、誰と行ったのか、何をしたのか、どう感じたのか、今どう思っているのか。この順番で話すだけでも、かなり組み立てやすくなります。
6. 普段から英語を口に出すことが重要
IELTSスピーキングは、知識だけでは伸びにくいパートです。単語や文法を知っていても、実際に口に出す練習が少ないと、本番で英語が出てきにくくなります。
普段から、英語を組み立てる、話し続ける、言い換える練習が必要です。
特におすすめなのは、次の3つです。
- 音読
- シャドーイング
- 自分の声を録音する
最初はうまく話せなくても大丈夫です。短い英文を声に出すだけでも、口が少しずつ英語に慣れていきます。
録音もかなり役立ちます。自分では話せているつもりでも、聞き返すと、同じ表現ばかり使っていたり、理由が短かったり、声が小さかったりすることに気づけます。
7. スコアを伸ばすために意識したい練習法
IELTSスピーキングが苦手な人は、いきなり難しい表現を増やすより、まず答え方の形を整える方がやりやすいです。
おすすめは、次の流れです。
- 質問に対して立場を言う
- 理由を一つ足す
- 具体例を一つ出す
- 余裕があれば感想や比較を足す
たとえば、Do you like studying alone? と聞かれたら、次のように答えられます。
Yes, I do. I can focus better when I study alone. For example, when I prepare for a test, I usually study in a quiet room because it helps me remember things more easily.
特別に難しい英語ではありません。でも、立場、理由、具体例が入っているので、答えとしてはかなり安定します。
IELTSスピーキングでは、派手な表現よりも、質問に対して分かりやすく答えを広げる力が大事です。苦手な人ほど、まずはこの基本の型を何度も練習するのがおすすめです。
8. Q&A
Q. IELTSスピーキングは文法ミスをしたら大きく下がりますか?
ミスの量や内容にもよりますが、少しの文法ミスだけで終わりではありません。黙ってしまうより、多少ミスがあっても答えを続ける方が大切です。
Q. Part 2で話す内容が思いつかない時はどうすればいいですか?
完全な実話にこだわりすぎなくて大丈夫です。少し想像を足してもいいので、場所、人、出来事、気持ちの順に話すと続けやすくなります。
Q. 難しい単語をたくさん使った方がいいですか?
語彙の幅は大事ですが、使い慣れていない難しい単語を無理に入れると不自然になりやすいです。まずは分かりやすい英語で理由や具体例を足す練習が大切です。
Q. 一人でもIELTSスピーキング対策はできますか?
音読、録音、模範解答の確認などは一人でもできます。ただ、実際に質問されて答える練習は、人と話す中でかなり伸びやすいです。
9. 最後にさらっとまとめ
- IELTSスピーキングでは、完璧な英語より会話を続ける力が大事です
- 一言で終わらせず、理由や具体例を少し足すだけでも印象は変わります
- つなぎ言葉を持っておくと、考える時間を作りやすくなります
- 丸暗記より、答えを広げるパターンを練習する方が実践的です
- Part 2では、本当の話にこだわりすぎず、話し続けることを意識しましょう
IELTSスピーキングが苦手な人は、まず「完璧に話さなきゃ」という意識を少しゆるめるところからで大丈夫です。短く答える、理由を足す、具体例を出す、分からない時につなぐ。この小さな積み重ねで、話しやすさはかなり変わってきます。
一人で練習できることもありますが、実際に質問されて、その場で答える練習は人と話す中で伸びやすいです。IELTSスピーキングで答えが短くなってしまう方や、話し続ける練習をしたい方は、会話を中心にしたレッスンで少しずつ慣れていくのがおすすめです。
