【コラム】英検2級ライティングで理由が思いつかない人へ|英作文を組み立てるコツ
NOLIE English Column
英検2級ライティングで理由が思いつかない人へ|英作文の組み立て方
英検2級の理由が出ない時は、5つの視点から2つ選ぶ
時間・お金・便利さ・健康・学び。この5つから、質問に関係するものを探してみてください。まず日本語で理由を2つ書き、それぞれに「具体的にどう役立つのか」を一文足します。最初から英文にしようとしないのがコツです。
理由を作る5つの視点
問題を読んで何も浮かばない時は、「何かいい意見を考えなきゃ」と構えてしまいがちです。まずは、時間やお金など、普段の生活で考えられることから探しましょう。
時間
- 考えやすい理由
- 時間を節約できる / 時間がかかる
- 使いやすい英語
- save time / take a lot of time
お金
- 考えやすい理由
- 安い / 費用が高い / 経済的
- 使いやすい英語
- cost less / expensive / save money
便利さ
- 考えやすい理由
- 使いやすい / 生活が楽になる
- 使いやすい英語
- convenient / make life easier
健康
- 考えやすい理由
- 体に良い / ストレスが減る
- 使いやすい英語
- healthy / reduce stress
学び・成長
- 考えやすい理由
- 新しいことを学べる / 将来に役立つ
- 使いやすい英語
- learn new things / useful in the future
たとえば、オンラインで買い物をすることに賛成なら、「店まで行く時間がかからない」「商品の値段を比べられる」という理由が考えられます。時間とお金を分けて考えると、同じ内容を繰り返さずに理由を二つ出せます。
ただし、どんな問題にもこの5つを無理に当てはめる必要はありません。問題文のPOINTSも参考にしながら、質問に答えられる理由を選んでください。
目次:必要なところから読む
英検2級の英作文で求められること
英検2級のライティングには、英文要約と意見を書く英作文があります。この記事で扱うのは、意見とその理由を2つ書く英作文です。語数の目安は80〜100語です。
採点では内容・構成・語彙・文法が見られます。難しい単語を入れることだけに気を取られず、「質問に答えているか」「理由が意見を支えているか」も確認しましょう。
POINTSは理由を考えるためのヒントです。そこにない視点を使ってもかまいませんが、TOPICから外れないようにしてください。
意見を決めてから、理由と説明を足す
一度に全部を考えようとせず、「意見」「理由」「その説明」に分けてメモすると、書く内容を整理できます。
理由が思いつかないのは英語力だけの問題ではない
まず、日本語なら理由を言えるか確かめてみてください。日本語でも止まるなら、今は単語を調べるより、何を書くかを決める方が先です。
どこで止まっているか、分けてみましょう
- 意見が決まらない → 賛成と反対、それぞれの理由をメモする
- 理由が一つしか出ない → 別の視点から考える
- 日本語では言えるのに英語にできない → 言いたいことを短い文に分ける
- 理由は書けたのに語数が足りない → その理由を説明する一文を足す
たとえば「学生の情報収集の効率が向上する」と考えると、英語にするのが難しくなります。「学生が情報を早く探せる」と言い直せば、知っている単語で書けそうではないでしょうか。考えた内容を変えるのではなく、言い方を簡単にしてみてください。
まず意見を「書きやすい方」で決める
「賛成だけど、反対の気持ちもある」と迷うことはありますよね。本番では、まず賛成・反対の両方に理由を一つずつ挙げ、どちらならもう一つ出せるか考えてみましょう。
選ぶ目安は、自分が知っている英語で理由を2つ説明できることです。賛成を選んだのに、二つ目の理由が反対意見になっていないかにも気をつけます。
書き始める前のチェック
- 選んだ立場を支える理由が2つあるか
- 二つの理由は、同じことの言い換えになっていないか
- それぞれを、知っている英語で説明できるか
たとえば、「便利だから」と「時間を節約できるから」を選び、どちらにも「店まで行かなくていい」と書くと、内容が重なります。この場合は一つの理由にまとめ、もう一つは「値段を比べて選べる」など、別の内容を考えましょう。
理由だけで終わらせず説明を足す
理由を二つ書いたのに、まだ短い。そんな時は、理由のあとに「どういうこと?」と自分で聞いてみてください。
理由まで書いた例
I think students should use computers at school because computers are convenient.
「コンピューターは便利だから」という理由は分かります。でも、学校でどう便利なのかは、まだ伝わっていません。そこで、できることを具体的に書きます。
説明を足した例
I think students should use computers at school because computers are convenient. They can search for information quickly and make reports more easily.
「情報をすぐに探せる」「レポートを作りやすい」と加えたことで、便利さの中身が伝わります。新しい理由を増やしたのではなく、最初の理由を説明した、という違いを押さえておきましょう。
「なぜ?」を一回聞いて、一文足してみよう
「オンラインで買い物をすると時間を節約できる」と書いたら、「なぜ?」と聞いてみます。「店まで行かなくていいから」と答えられたら、それが次の一文になります。
Online shopping can save time. People do not need to travel to stores.
最初はこのくらい短くてかまいません。「便利」「役立つ」で止まっている理由にも、同じように一文足してみてください。
具体例は身近なもので十分
ニュースで見た社会問題や、特別な体験を持ち出す必要はありません。学校なら宿題や授業、仕事なら通勤や会議など、説明する場面がすぐ浮かぶものを選びましょう。
たとえば「家で勉強できるから便利」と書くなら、「忙しい人も、仕事のあとにオンライン授業を受けられる」と補えます。誰が、いつ、何をするのかを決めると、例が具体的になります。
具体例を書き始める時の表現
- For example, students can …
- For example, many people use …
- For example, this can help people …
- For example, when people are busy, …
For exampleを入れたら、「前の理由を説明する例になっているか」を見直してください。時間の話をしていたのに、急に料金の安さを説明していたら、前の理由とはつながりません。
使いやすい英作文の型
何をどの順番で書くか迷う時は、次の流れでメモを作ってから英文にしてみましょう。
基本の流れ
- 自分の意見
- 理由1
- 理由1の説明
- 理由2
- 理由2の説明
- まとめ
英語では、たとえば次の表現が使えます。
I think …
First, …
This is because …
Second, …
For example, …
For these reasons, I think …
これは構成の一例です。毎回すべての表現を使う必要はありません。FirstとSecondのあとに別々の理由を書き、それぞれを説明できているか確認しましょう。
このページの短い例文は練習用なので、それだけでは80〜100語に届きません。理由と説明を書けるようになったら、意見やまとめも含めて一つの英作文にする練習へ進みましょう。
本番前の練習メニュー
毎回、最初から最後まで書かなくても大丈夫です。まずは一つのテーマで「理由を2つ出す」練習から始めてみましょう。
理由を考えてから、英文にする練習
- 賛成・反対のうち、理由を説明できそうな方を選ぶ
- 日本語で、違う内容の理由を2つ書く
- それぞれに「なぜ?」「たとえば?」への答えを足す
- メモを見ながら、短い英文にする
- つなげて書き、語数と内容を見直す
日本語のメモで止まったら、理由を考える練習をもう一度。英語にするところで止まったら、どの言い方が分からなかったのかを調べます。止まった場所を分けておくと、次に何を練習すればいいかが分かります。
書き終わったら、まずは「質問に答えたか」「理由が二つあるか」「意見と理由が矛盾していないか」「説明が理由につながっているか」を確認してください。そのあとで、語数や文法も見直しましょう。
Q&A
Q: 英検2級ライティングは難しい単語を使った方がいいですか?
A: 語彙も評価されますが、意味や使い方に自信のない単語を無理に入れるのは避けましょう。まずは知っている語で正確に書き、同じ語が続くところは、使い慣れた別の表現にできるか考えてみてください。
Q: 理由は必ず2つ必要ですか?
A: はい。英検2級の意見を書く英作文では、理由を2つ書く指示があります。練習でも、一つの理由を言い換えて二つに見せるのではなく、違う内容を二つ用意しましょう。
Q: 本当の意見と違う立場で書いてもいいですか?
A: 迷った時は、問いに答えられて、理由を説明できる方を選びましょう。賛成でも反対でも、途中で立場が変わらないように書いてください。
Q: 具体例が思いつかない時はどうすればいいですか?
A: 「誰が使う?」「いつ使う?」「何ができる?」と考えてみてください。学校、家、買い物など、一つの場面を決めると書きやすくなります。
最後にさらっとまとめ!
- まずは日本語で、違う内容の理由を2つ書く
- 浮かばなければ、時間・お金・便利さ・健康・学びから考える
- 理由のあとに「なぜ?」「たとえば?」への答えを一文足す
- 最後に、質問・意見・理由・説明がつながっているかを確かめる
次に一問解く時は、すぐに英文を書き始めず、理由を二つメモしてみてください。そこまでできたら、一つずつ説明を足していきましょう。
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書いた理由を、面接でも言えるようにする
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