【コラム】英検準2級プラスとは?|準2級と2級の間で迷う人が考えたいこと
NOLIE EIKEN Column
【コラム】英検準2級プラスとは?|準2級と2級の間で迷う人が考えたいこと
準2級の次に2級へ進むべきか、それとも準2級プラスを挟むべきか迷っている方へ。
英検準2級プラスという級を見て、「これは受けた方がいいの?」「準2級や2級と何が違うの?」と迷う人はかなり多いです。特に、準2級に合格したあと、次は2級に進むつもりだった人ほど、準2級プラスをどう考えればいいのか分かりにくいと思います。
英検準2級プラスは、ざっくり言うと準2級と2級の間にある級です。準2級よりも扱う内容が一段広がり、2級に進む前の橋渡しとして考えやすい位置づけです。公式の案内でも、準2級プラスは身近な社会的な話題を理解し、自分の考えを伝える力が求められる級として説明されています。
この記事では、英検準2級プラスとは何か、どんな人が受けるとよいのか、準2級や2級と比べてどこを意識すればよいのかを、英語学習者向けにやさしく整理します。
準2級プラスは、2級への橋渡しとして考える
準2級の基礎を固めながら、2級で必要になる社会的な話題、理由説明、面接での受け答えに少しずつ慣れていく級です。
この記事でわかること
- 英検準2級プラスとはどんな級か
- 準2級・2級との違いの見方
- 準2級プラスを受けるとよい人
- ライティング・面接で意識したいこと
- 準2級プラス対策の勉強順
NOLIEの英検対策
NOLIEでは、英検対策でも、問題を解くだけでなく「理由を作って話す・書く力」を大切にしています。準2級プラスは、2級に進む前の土台づくりとしても相性がいい級です。
目次
1. 英検準2級プラスとは
英検準2級プラスは、準2級と2級の間にある級です。準2級で扱う日常的な英語から、2級で必要になる社会的な話題へ進む途中の段階として考えると分かりやすいです。
準2級では、日常生活に必要な英語を理解し、使う力が中心になります。一方で2級になると、社会生活に必要な英語や、より広い話題への対応が必要になります。その間にある準2級プラスでは、身近な社会的な話題を理解し、自分の考えを伝える力が大事になります。
準2級プラスで意識したいこと
- 日常の話題だけでなく、身近な社会的な話題にも慣れる
- 自分の意見を理由つきで説明する
- 読んだり聞いたりした内容の要点をつかむ
- ライティングと面接で、短くても一貫した答えを作る
つまり、準2級プラスは「準2級より少し難しい級」というだけではなく、2級へ進む前に考える力、説明する力、社会的なテーマに触れる力を整える級と見ると、学習の方向が見えやすくなります。
2. 準2級・準2級プラス・2級の違い
級の違いを見る時は、単語の難しさだけで考えない方がいいです。もちろん語彙は増えますが、それ以上に「どんな話題を扱うか」「どれくらい自分の考えを説明するか」が変わります。
| 級 | 目安 | 話題のイメージ | 必要になりやすい力 |
|---|---|---|---|
| 準2級 | 高校中級程度 | 日常生活、学校、身近な出来事 | 基礎文法、日常語彙、短い意見 |
| 準2級プラス | 高校上級程度 | 身近な社会的な話題、理由説明 | 要点理解、理由づけ、説明の一貫性 |
| 2級 | 高校卒業程度 | 社会生活、ニュースに近い話題、幅広いテーマ | 応用語彙、長めの読解、意見の展開 |
こう見ると、準2級プラスは「準2級を取ったら必ず受けなければいけない級」というより、「2級に進む前に、社会的なテーマや理由説明に慣れておきたい人に向いている級」と考えやすいです。
特に、準2級には合格したけれど、2級の長文や英作文を見ると急に難しく感じる人には、準2級プラスがよいステップになることがあります。
3. 準2級プラスを受けるとよい人
準2級プラスが合いやすいのは、準2級から2級へ進む時に、いきなりレベル差を大きく感じている人です。2級に挑戦する気持ちはあるけれど、まだ読解やライティング、面接の答え方に不安がある場合は、準2級プラスを挟む意味があります。
準2級プラスが向いている人
- 準2級には合格したが、2級の問題がかなり重く感じる
- 長文になると要点がつかみにくい
- 英作文で理由や説明が薄くなりやすい
- 面接でYes / Noのあとが続きにくい
- 2級の前にもう一段階、実力を確認したい
英検は、ただ上の級へ急ぐことだけが大事ではありません。自分の英語力に合った段階で、読める、聞ける、書ける、話せるを少しずつ整える方が、結果的に次の級にもつながりやすいです。
準2級プラスは、2級への準備として「今の自分は、少し社会的な話題でも英語で説明できるか」を確認する場にもなります。
4. いきなり2級に進まない方がいい場合
もちろん、準2級に合格したあと、すぐ2級へ進んでも大丈夫な人もいます。すでに長文が読める、単語もある程度入っている、英作文で意見と理由を書けるなら、2級へ進むのは自然です。
ただし、次のような状態なら、いきなり2級だけに絞るより、準2級プラスを視野に入れる方が現実的なことがあります。
- 準2級は受かったが、かなりギリギリだった
- 単語は覚えているが、長文の内容が追いにくい
- 英作文でいつも同じ理由しか書けない
- リスニングで話題が少し抽象的になると崩れる
- 面接で理由や具体例がほとんど出ない
この状態で2級に進むと、語彙、読解、ライティング、面接のすべてが同時に重く感じやすいです。勉強量は増えているのに、どこから手をつければいいか分からなくなることもあります。
準2級プラスを挟むことは、遠回りとは限りません。むしろ、2級に必要な力を一段手前で整えることで、後の学習が安定することがあります。
5. ライティングで意識したいこと
準2級プラスで特に意識したいのが、ライティングです。準2級までの英作文では、比較的身近な内容で意見を出せることが多いです。でも準2級プラスになると、身近さは残りつつも、少し社会的な話題に寄ります。
ここで大事なのは、難しいことを書くことではありません。問いに対して、意見、理由、説明、具体例をつなげることです。
使いやすい流れ
- 自分の意見を決める
- 理由を1つか2つ出す
- その理由をもう一文で説明する
- 身近な具体例を足す
- 最後に意見へ戻る
たとえば、テクノロジー、学校生活、健康、環境、働き方のようなテーマでは、時間、お金、便利さ、健康、学びの視点で理由を作ると書きやすくなります。
昨日公開した 英検2級ライティングで理由が思いつかない人向けの記事 でも整理したように、理由が出ない時は英語力だけでなく、考える順番が決まっていないことがかなり多いです。準2級プラスでも、理由を作る型はそのまま役立ちます。
英作文は、上手な表現を探す前に、まず「何を言うか」を決めることが大事です。意見と理由が整理されていれば、英語はシンプルでも読みやすくなります。
6. 面接で意識したいこと
準2級プラスにも二次試験があり、面接形式のスピーキングテストがあります。面接では、英語を知っているだけでなく、その場で聞いて、考えて、答える力が必要になります。
面接が不安な人は、最初から長く話そうとしなくて大丈夫です。まずは質問に対して、立場をはっきり出し、理由を一文足すことから始めます。
答えを広げる基本
Yes, I think so because …
No, I don’t think so because …
For example, …
たとえば、学校でスマートフォンを使うことについて聞かれたら、難しい社会論を話す必要はありません。便利さ、勉強への影響、友達との連絡、安全面など、自分が説明しやすい理由を選びます。
面接では、完璧な文より、相手に伝わる答えを最後まで出すことが大事です。短くても、立場と理由があれば会話として成立しやすくなります。
英検2級の面接が不安な方向けの記事もあります。準2級プラスから先を見据えるなら、英検2級の面接対策記事も参考になります。
7. 準2級プラス対策の勉強順
準2級プラス対策では、最初から全部を完璧にやろうとすると重くなります。まずは、準2級までの基礎を確認しながら、2級に向けて必要になる力を少しずつ足していくのがおすすめです。
おすすめの順番
- 準2級レベルの単語と文法を確認する
- 準2級プラスの過去問やサンプル問題を見て形式に慣れる
- 長文は段落ごとの要点をつかむ練習をする
- ライティングは理由と説明を作る練習をする
- 面接は短く答えて理由を足す練習をする
特に大事なのは、過去問を解いて終わりにしないことです。間違えた問題を見て、単語不足なのか、文構造が取れていないのか、設問の読み違いなのかを分けると、復習がかなりしやすくなります。
ライティングと面接については、ひとりで練習していると「自分の答えが質問に合っているか」が分かりにくいことがあります。自分の英語を見てもらい、理由が弱いところや、もう少し自然に言えるところを直すと、次の級にもつながりやすいです。
オンライン英会話を英検対策に使う場合は、レッスン前に今日のテーマを決めておくと効果的です。準備の仕方は、オンライン英会話のレッスン前に準備することでも詳しくまとめています。
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8. Q&A
Q: 英検準2級プラスは必ず受けた方がいいですか?
A: 必ずではありません。準2級から2級へ進んでも大丈夫な人もいます。ただ、2級が急に難しく感じる人には、間に挟む選択肢としてかなり考えやすいです。
Q: 準2級プラスは2級より簡単ですか?
A: 位置づけとしては準2級と2級の間です。ただし、社会的な話題や理由説明が増えるため、準2級よりは一段しっかり準備した方が安心です。
Q: まず何から勉強すればいいですか?
A: 準2級までの単語と文法を確認しながら、準2級プラスの過去問やサンプル問題で形式を見ます。そのうえで、長文、ライティング、面接を分けて練習すると進めやすいです。
Q: 面接対策はいつから始めるべきですか?
A: 一次試験後だけでなく、早めに短い受け答えを練習しておくと安心です。ライティングで理由を作る練習は、面接にもかなりつながります。
最後にさらっとまとめ
- 英検準2級プラスは、準2級と2級の間にある級です
- 2級へ進む前に、社会的な話題や理由説明に慣れるステップとして考えやすいです
- 準2級に合格しても2級が重く感じる人には、準2級プラスを挟む意味があります
- ライティングでは意見、理由、説明、具体例の流れが大事です
- 面接では短く答えて理由を足す練習が、次の級にもつながります
英検準2級プラスは、ただ新しい級が増えたというより、準2級から2級へ進む途中の不安を整理しやすくする級です。焦って2級だけを見続けるより、今の自分に必要な力を一段ずつ確認できると、英語学習はかなり進めやすくなります。
NOLIEでは、英検対策でも、英作文や面接に必要な「自分の考えを英語で伝える力」を大切にしています。準2級プラスを受けるか、2級へ進むか迷っている方も、まずは無料体験でご相談ください。
