【コラム】英検2級の過去問は何回分解けばいい?|解きっぱなしを防ぐ復習のコツ
NOLIE EIKEN Column
【コラム】英検2級の過去問は何回分解けばいい?|解きっぱなしを防ぐ復習のコツ
回数を増やす前に、次の一回へつながる復習を作りたい方へ。
英検2級の勉強を始めると、「過去問は何回分解けばいいですか?」と迷う人はかなり多いです。たくさん解いた方が安心な気もする。でも、まだ基礎が不安なうちから何回分も進めると、間違えた理由が分からないまま終わってしまうこともあります。
結論から言うと、回数だけで決める必要はありません。目安としては、最初に一回分を解いて今の位置を知り、そのあと三回分から五回分ほどを、復習まで含めて丁寧に使えるとかなり実用的です。大事なのは、同じミスを次の回で減らせているかどうかです。
今回は、英検2級の過去問をどのくらい使えばよいか迷う人に向けて、解く順番、復習の見方、直前期の使い方を整理します。
過去問は「回数」より「次に変えること」を残す
解いた日、落とした理由、次に試すこと。この三つを短く残すだけでも、過去問がただの確認テストで終わりにくくなります。
この記事でわかること
- 英検2級の過去問を何回分使うかの考え方
- 最初の一回を診断として使う方法
- 長文・リスニング・ライティングの復習ポイント
- 試験直前に過去問を使う時の注意点
NOLIE英会話教室について
NOLIEは、オンラインで受けられる会話専門の英会話です。英検対策でも、問題を解くだけでなく、理由を伝える、聞き返す、内容を自分の言葉で説明するといった実際に英語を使う練習を大切にしています。
目次
1. 過去問は何回分解けばいい?
「何回分で足りるか」は、今の得点や苦手な技能によって変わります。なので、全員に同じ回数を当てはめるより、最初の一回を解いたあとに決める方が現実的です。
ひとつの目安として、初めて過去問に触れる人は、三回分から五回分を丁寧に使えると十分に学びがあります。ただし、短期間で五回分を解いて丸つけだけするより、三回分でも復習までできる方が次につながりやすいです。
過去問は、数を消化する教材というより、本番で何が起きるかを知り、自分の苦手を見つける教材です。回数よりも、前回のミスが次回に減ったかを基準にしてみてください。
2. 最初の一回は「診断」として使う
最初の一回は、点数を見て落ち込むためのものではありません。今の自分が、どこで時間を使い、どこで迷い、何を落としているかを見るための一回です。
読む問題:単語で止まったのか、設問の根拠を見失ったのか
聞く問題:音が取れなかったのか、選択肢で迷ったのか
書く問題:理由が出なかったのか、時間が足りなかったのか
このように分けておくと、「英検2級が全部苦手」とひとまとめにしなくて済みます。次の勉強で何を変えるかが、かなり見えやすくなります。
3. 解きっぱなしで終わりやすい三つのパターン
過去問を解いても手応えが出にくい時は、勉強量より復習の終わり方を見直す方が早いことがあります。特に次の三つは、かなり起こりやすいです。
答えを見て終わる
正解だけ確認すると、なぜ間違えたかが残りません。
全部を同じように直す
正解した問題まで長く見直すと、本当に必要な復習が薄くなります。
次の回で同じことをする
前回の課題を決めずに解くと、似たミスを繰り返しやすいです。
一回分を解き終えたら、「次は何を一つ変えるか」を決めてから次へ進む。それだけでも、過去問の使い方はかなり変わります。
4. 技能ごとに復習の見方を変える
英検2級は、同じ「間違い」でも技能ごとに原因が違います。答え合わせのあと、すべてを単語不足にしないことが大事です。
長文:設問を先に見て、本文の根拠を探せたかを確認します。一文ずつ訳して時間が足りない人は、英検2級の長文対策も参考になります。
リスニング:聞こえなかった場所を、音・単語・会話の流れに分けます。会話文で迷いやすい人は、会話文の聞き方につなげてみてください。
ライティング:理由が出なかったのか、説明が短いのか、時間が足りないのかを分けます。意見を組み立てるところで止まる時は、英検2級ライティングの理由の作り方が役立ちます。
一回の過去問から、全部を直そうとしなくて大丈夫です。自分が一番失点しやすい技能を一つ選び、次の一週間でそこだけを少し補う方が続けやすいです。
5. 次の一回につなげる復習メモ
復習ノートをきれいに作り込む必要はありません。過去問を解いたあと、次の三行だけ残す方法がおすすめです。
今回できたこと:例:リスニングで設問を先に見られた
今回の課題:例:長文の後半で時間が足りなかった
次に一つ変えること:例:設問のキーワードに線を引いてから読む
このメモがあると、次の回を解く時に意識することが一つに絞れます。「前よりできた」が見つかりやすくなるので、過去問への苦手意識も下がりやすいです。
6. 直前期は本番形式と軽い復習を分ける
試験が近づいてきたら、本番と同じように時間を計って一回分を解く練習が役立ちます。ただし、毎日すべてを通しで解く必要はありません。疲れて復習が雑になるなら、通しで解く日と、苦手な一技能だけを見直す日を分けた方が続きます。
直前期に確認したいのは、新しい難問を増やすことよりも、時間配分、見直しの順番、聞き取れなかった時の立て直しです。自分がいつ焦りやすいかを知っておくと、本番でも少し落ち着きやすくなります。
過去問の点数が一回ごとに上下しても、すぐに結論を出さなくて大丈夫です。何を落としたかを見て、同じ原因が減っているかを確認していきましょう。
7. Q&A
Q: 過去問は一回分を何度も解いてもいいですか?
A: 大丈夫です。答えを覚えてしまったあとは、点数確認より、長文の根拠を探す練習やリスニングの聞き直しに使う方が役立ちます。
Q: 点数が低い時も次の回へ進んでいいですか?
A: 進んで大丈夫です。ただし、間違いを一つか二つに絞って見直してから進む方が、同じミスを減らしやすくなります。
Q: 過去問の前に単語を完璧にすべきですか?
A: 完璧を待たなくて大丈夫です。過去問を少し解くと、自分がどんな単語や場面で止まるかが見えます。そのあとに単語学習へ戻る方が目的を持ちやすいです。
Q: 一番最初に見るべきところは何ですか?
A: 正誤より、時間を使いすぎた場所と、迷った理由です。そこに次の勉強のヒントがあります。
8. 最後にさらっとまとめ
- 英検2級の過去問は、回数だけでなく復習まで含めて使うことが大事です
- 最初の一回は、点数ではなく苦手を見つける診断として使えます
- 長文・リスニング・ライティングは、間違えた理由を分けて見直しましょう
- 次に一つ変えることを決めると、過去問が解きっぱなしになりにくいです
英検2級の過去問で大切なのは、「何回分終わらせたか」だけではありません。一回ごとに自分の苦手を少し見つけて、次の一回で一つ変える。この流れを作れると、過去問はかなり使いやすい教材になります。
英検の勉強で、問題を解いたあとに実際に英語を使う練習までつなげたい方は、NOLIEのオンラインレッスンをご利用ください。
