【コラム】海外ドラマで英語を勉強しても話せない人へ|1シーンを会話に変える練習法
NOLIE English Column
海外ドラマで英語を勉強しても話せない人へ|1シーンを会話に変える練習法
好きな海外ドラマを見ているのに、会話になると表現が出てこない方へ。
海外ドラマは、英語の音や自然な会話表現に触れられる良い教材です。ただ、見ているだけで英語がそのまま話せるようになるわけではありません。
大切なのは、一話を全部理解しようとすることより、好きな一場面を、自分でも言える表現に変えることです。短いシーンでも、聞く、まねる、自分のことに置き換えるところまでやると、英会話につながりやすくなります。
今回は、海外ドラマを英語学習に使っているのに会話で表現が出てこない人向けに、無理なく続けやすい練習法を整理します。
この記事でわかること
- 海外ドラマを見ても会話で英語が出にくい理由
- 初心者でも選びやすいシーンの見つけ方
- 1シーンを会話練習に変える3ステップ
- 字幕とオンラインレッスンの使い方
NOLIE英会話教室について
NOLIEは、オンラインで受けられる会話専門の英会話です。見たり覚えたりした英語を、実際のやり取りで使えるようにする練習を大切にしています。
目次
1. 海外ドラマを見るだけで英語が出てこない理由
海外ドラマを英語で見ていると、耳が少し慣れたり、自然な言い方を知れたりします。これは英語学習にとって大きなプラスです。
一方で、見ながら理解することと、自分の番になった時に言葉を出すことは少し違います。ドラマでは、登場人物が言葉を用意してくれます。自分は聞いて意味を取れば進めますが、会話では自分で内容を選び、言葉にする必要があります。
見る時間を会話につなげるには、「この表現を自分ならいつ使うか」まで考えることがポイントです。 一話分を覚えようとするより、短い一場面を自分の言葉へ変える方が続けやすいです。
2. 作品選びは「好き」からで大丈夫
英語学習用だからといって、難しさだけで作品を選ぶ必要はありません。続けるためには、自分が次も見たいと思えることが大事です。
ただし、最初に練習へ使うなら、日常会話が出てくる場面を選ぶと取り組みやすいです。友達との予定、食事、仕事や学校での短いやり取り、家の中での会話などは、自分の生活にも置き換えやすいです。
- 最初から一話全部を教材にしようとしない
- 20秒から40秒くらいの、意味が気になる場面を一つ選ぶ
- 知らない単語が多すぎる場面より、話の流れが少し分かる場面を選ぶ
笑える、共感できる、好きな雰囲気だと思える場面の方が、何度か聞いても負担になりにくいです。
3. 1シーンを使う3ステップ
短いシーンを選んだら、次の順番で進めると会話練習につなげやすくなります。
Step 1: まず意味をつかむ
誰が何を言っているかをざっくり理解します。全部の単語を調べるより、会話の気持ちや状況をつかむことを優先します。
Step 2: 一つだけまねる
使えそうな短い表現を一つ選び、声に出します。長いせりふを丸暗記しようとしなくて大丈夫です。
Step 3: 自分の話にする
主語や内容を変えて、自分の生活で言える一文を作ります。ここまでやると会話で出しやすくなります。
例: That sounds good.
そのまま声に出すだけでなく、
That sounds good. I would like to try it.
That sounds good. Maybe we can go this weekend.
のように、自分が言いそうな内容を一文足してみます。
4. 字幕はどう使い分ける?
字幕は、どれが正しいかではなく、今の目的に合わせて使い分けると便利です。最初から字幕なしで全部を聞き取ろうとすると、楽しさまでなくなりやすいです。
1回目:内容を楽しむ。必要なら日本語字幕を使って大丈夫です。
2回目:英語字幕で、音とつづりをつなげます。
3回目:字幕を見ずに、選んだ短い表現が聞こえるか確認します。
目的は、一度で全部を聞き取ることではありません。「この表現はこういう音で聞こえる」と一つずつ増やすことです。音のつながりを中心に練習したい方は、シャドーイングで英会話が伸びない人へも参考になります。
5. まねるだけで終わらせない方法
海外ドラマの表現は、言い方や雰囲気ごと覚えやすい反面、そのまま自分の会話に入れると使う場面が合わないこともあります。大切なのは、登場人物のせりふをそのまま覚えることではなく、使い方の型を借りることです。
ドラマで聞いた表現: I'm not sure yet.
自分の会話にする: I'm not sure yet. I need to check my schedule.
ドラマで聞いた表現: I didn't expect that.
自分の会話にする: I didn't expect that. The restaurant was much busier than I thought.
一文を自分の予定や感想に変えて声に出すと、「見たことがある英語」が「自分が言える英語」に近づきます。フレーズを覚えても会話で出てこないと感じる方は、英会話フレーズを覚えても使えない人へも合わせて確認してみてください。
6. レッスンで会話に変える方法
一人で声に出す練習は大切ですが、実際の会話で使えるようにするには、人に向けて言ってみる時間も役立ちます。レッスンでは、見たシーンを細かく説明する必要はありません。
- 今日見た場面を一文で紹介する
- そこで聞いた表現を一つ使ってみる
- 自分ならどう答えるかを先生に聞いてもらう
- 「この場面なら、もっと自然にどう言う?」と質問してみる
例えば、I'm not sure yet. を選んだら、自分の週末の予定や仕事の予定に置き換えて話してみます。相手から追加の質問が来ると、覚えた一文のあとにもう一文足す練習にもなります。
見たものを短く自分の言葉にする練習は、英語日記を会話力につなげる1文練習とも相性がいいです。好きな場面について一文書き、そのままレッスンで話す流れから始めてみても大丈夫です。
7. Q&A
Q: 初心者は日本語字幕を使わない方がいいですか?
A: 最初に内容をつかむためなら使って大丈夫です。その後で、気になった短い表現だけ英語字幕と音声で確認してみましょう。
Q: 一話全部を何度も見た方がいいですか?
A: 必ずしも必要ではありません。最初は20秒から40秒ほどの一場面を選び、表現を一つ自分の言葉に変える方が取り組みやすいです。
Q: せりふは丸暗記した方がいいですか?
A: 長いせりふを覚えるより、短い表現を選んで自分の予定や感想に変える方が会話で使いやすくなります。
Q: どれくらいの時間が必要ですか?
A: 10分でも大丈夫です。短い場面を聞き、表現を一つ声に出し、自分の文を一つ作るところまでを目安にしましょう。
最後にさらっとまとめ!
- 海外ドラマは、見るだけでなく自分の会話へ変えると英語学習に活かしやすくなります
- 一話全部ではなく、好きな20秒から40秒の場面で大丈夫です
- 聞く、短くまねる、自分の生活に置き換える順番がおすすめです
- レッスンで実際に使うと、覚えた表現が会話につながりやすくなります
海外ドラマを使った英語学習は、楽しさを残せることが大きな魅力です。全部を理解しようとせず、好きな一場面から一つだけ自分の言葉にしてみてください。NOLIEでは、こうして集めた表現を実際の会話で使えるようにする練習も大切にしています。
