【コラム】英検準2級プラスの面接が不安な人へ|答えが短くならない話し方
NOLIE EIKEN Column
【コラム】英検準2級プラスの面接が不安な人へ|答えが短くならない話し方
聞かれたことには答えられるのに、その先が続かない方へ。
公開日:2026/06/30 最終更新日:2026/10/27
面接の練習で、Yes, I do. までは言えたのに、そのあとが続かない。理由を聞かれると、何を答えればいいのか分からなくなる。準2級プラスの面接を控えて、そんなところで困っていませんか。
答えを長くしようとして、難しい単語を探す必要はありません。まずは、聞かれたことに答える。そのあとで、理由を一つ説明する。「便利だから」で止まったら、どう便利なのかをもう一文足してみましょう。
この記事で主に練習するのは、準2級プラスの面接のうち、自分の意見などを答えるNo.3・No.4です。音読や、本文・イラストについて答える問題とは分けて、理由の伝え方を見ていきます。
「便利だから」のあとに、何ができるかを話す
たとえば「コンピューターは勉強に役立つ」なら、「情報をすぐに調べられる」と続けます。理由を具体的に説明すると、何を伝えたいのかが分かりやすくなります。
この記事でわかること
- 面接の問題ごとに違う答え方
- 答えが短くなる原因
- 理由と具体例を足す話し方
- 聞き取れない時の対応
- 二次試験前にやりたい練習法
NOLIEの英検面接対策
NOLIEでは、オンラインで英検の面接練習ができます。質問を聞いて答えたあと、どこで言葉に詰まったのか、どう言えば伝わるのかを確認します。
目次
1. 英検準2級プラスの面接で、どんな答えが必要?
準2級プラスの二次試験は、約7分の英語面接です。音読のあとに四つの質問があります。No.1では本文の内容について答え、No.2では3コマのイラストに描かれた出来事を説明します。No.3・No.4では、自分の意見などを伝えます。
同じ面接でも、何を答えるかは問題によって違います。本文の内容を聞かれたら本文に沿って答え、イラストでは描かれた出来事を説明します。どの問題にも自分の意見や具体例を付け足すわけではありません。
意見を聞かれた時に確認したいこと
- 何について意見を聞かれているか分かったか
- 質問に合う答えになっているか
- なぜそう思うのか説明できたか
- 聞き取れなかった時に確認できたか
- 途中で詰まっても、言える言葉で続きを話せたか
公式サンプルのNo.3・No.4は、Yes / Noで答えたあとに、Why? またはWhy not?と理由を聞かれる流れです。最初から覚えた長文を一気に話すのではなく、面接委員の質問を聞いてから答えましょう。
2. 答えが短くなる原因
理由を聞かれた時、日本語なら答えられますか。日本語でも浮かばないなら、まず何を伝えるか考える練習が必要です。日本語では言えるのに英語で止まるなら、その理由を簡単な言葉に言い直してみてください。
たとえば「コンピューターを使うと学習効率が向上する」と考えると、英語にしにくいかもしれません。「情報を早く探せる」と言い直せば、Students can find information quickly. で伝えられます。
短くなりやすい答え
Question: Do you think students should use computers more?
Answer: Yes, I do.
Yes, I do. は最初の返事として使えます。ただ、理由を聞かれた時に、それだけでは説明になりません。「勉強に役立つ」「情報を早く探せる」など、なぜ賛成なのかを続けて答える練習をします。
英語を書けば答えられるのに口では止まる場合は、その一文を声に出してみましょう。質問も人に読んでもらうと、文字を見た時とは違う難しさを確かめられます。
3. まずは「答え+理由」で返す
理由を聞かれたら、まず一つ説明してみましょう。最初の練習では、答えをいくつも用意するより、一つの理由を最後まで言うことを目指します。
基本の型
Because …(なぜなら〜だからです)
I don’t think … because …(〜だとは思いません。理由は〜です)
It is … / They can …(理由を文で説明する)
たとえば、先ほどの質問なら、次のように答えられます。
面接委員: Do you think students should use computers more?
受験者: Yes, I do.
面接委員: Why?
受験者: Because computers are useful for studying.
「コンピューターは勉強に役立つ」と、賛成する理由を答えています。ここまで言えたら、次は何に役立つのかを説明してみましょう。上の会話は、答える順番を確認するための短い練習例です。
理由の説明は、必ずbecauseで始めなくてもかまいません。Computers are useful for studying. のように文で答えることもできます。言い出しの表現を探すことに気を取られず、理由が伝わるかを確かめてください。
4. 理由のあとに具体例を足す
Computers are useful for studying. と言ったら、「どんな時に役立つ?」と考えてみます。授業で分からないことを調べる、レポートを書く。そうした場面を一つ説明すれば、理由が具体的になります。
答えを一歩広げた例
Computers are useful for studying. For example, students can search for information quickly when they write reports.
「役立つ」だけでなく、「レポートを書く時に、情報をすぐに調べられる」と説明しています。難しい単語を増やしたのではなく、使う場面を足したのが違いです。
「便利だから」「健康に良いから」で止まった時も、同じように考えてみてください。誰が、いつ、何をするのかを決めると、次の一文を作りやすくなります。
具体例にしやすい身近な場面
- school:学校、授業、宿題
- home:家での勉強、家族との会話
- friends:友達とのやり取り
- future:将来の仕事や進学
- health:運動、睡眠、ストレス
For exampleは、具体例を紹介する時の表現です。すべての答えに入れる必要はありません。「自分が言った理由を説明する内容になっているか」を先に確認しましょう。
5. 聞き取れない時に止まらない表現
質問が聞き取れなかったら、分かったふりをせず、もう一度言ってもらいましょう。別のことを聞かれたと思い込んで答えないよう、何を聞かれているのかを確かめます。
英検の案内では、自然な流れでの聞き返しは減点の対象にならないとされています。ただし、不自然に聞き返したり、繰り返したりすると減点の対象になります。考える時間を延ばすためではなく、質問を確認するために使ってください。
面接で使いやすい表現
- Pardon?
- Could you say that again?
- Let me see.
- Let me think.
- How can I say this?
Pardon? や Could you say that again? は、聞き取れなかった時に使えます。Let me see. や Let me think. は、少し考える時間がほしい時に使いやすいです。
考える時に少し間が空くことはあります。ずっと何かを言おうと焦るより、質問を確認したあと、言える内容から答えましょう。Let me think. も、理由そのものの代わりにはなりません。
6. 丸暗記より型を覚える
解答例を覚えたあと、質問を変えても答えられるか試してみてください。「学校でコンピューターを使うこと」と「家でオンライン授業を受けること」では、共通して使える表現があっても、理由は考え直す必要があります。
覚えておきたいのは、解答例の全文より、答えを考える順番です。
使いやすい型
- Yes / Noで答え、次の質問を聞く
- 理由を聞かれたら、なぜそう思うのか答える
- 理由が抽象的なら、具体的な場面や説明を足す
- 説明が質問や自分の意見と矛盾していないか確かめる
たとえば「家で授業を受ける方がよい」という意見なら、「通学する時間がかからない」と説明できます。Schoolやcomputerという単語が出たからといって、いつも同じ理由を話すのではなく、その質問に答えられているか確認しましょう。
英検準2級プラスについて全体像から確認したい方は、英検準2級プラスとは?の記事 も合わせて読むと、準2級や2級との違いを整理しやすいです。
7. 本番前の練習メニュー
紙に書けた理由でも、話そうとすると出てこないことがあります。練習では実際に声に出し、言えなかったところを直してから、もう一度答えてみましょう。1日10分なら、次のように進められます。
1日10分の練習
- 意見を答える練習問題を一つ選ぶ(1分)
- 質問を声に出して読んでもらい、理由まで答える(2分)
- 録音を聞き、止まったところを一つ選ぶ(2分)
- 言えなかった理由や説明を、短い英文にする(3分)
- 解答を見ずに、同じ質問へもう一度答える(2分)
録音では、長さだけを見ないようにします。「質問に答えたか」「理由を説明できたか」「例がその理由につながっているか」を確認してください。自分で直し方が分からなければ、録音や書き起こしを先生に見てもらいましょう。
録音するのは自宅などでの練習中だけです。本番の面接中は、メモ・録音・撮影はできません。最後は面接全体の流れでも練習し、音読やイラスト説明も忘れずに確かめておきましょう。
オンライン英会話で面接練習をする場合は、レッスン前に今日のテーマを決めておくと効果的です。準備の仕方は、オンライン英会話のレッスン前に準備することでも紹介しています。
関連して読みたい記事
準2級プラスの位置づけや、準2級・2級との違いを整理したい方はこちら。
英検準2級プラスとは?|準2級と2級の間で迷う人が考えたいこと
2級のライティングで理由が出ない方はこちら。
英検2級ライティングで理由が思いつかない人へ|英作文を組み立てるコツ
英検2級の面接対策を先まで見ておきたい方はこちら。
8. Q&A
Q: 英検準2級プラスの面接は長く話さないといけませんか?
A: 長さだけを目標にせず、質問に答え、必要な内容を説明しましょう。意見問題なら理由を、本文の問題なら本文に基づく答えを伝えます。
Q: 答えが短くなってしまう時はどうすればいいですか?
A: 理由を日本語では言えるか確かめてみてください。言えるなら、短い英語に直して声に出します。「便利だから」だけなら、どう便利なのかを一つ説明してみましょう。
Q: 聞き取れなかったら落ちますか?
A: 自然な流れでの聞き返しは減点の対象になりません。ただし、不自然な聞き返しや、繰り返しの聞き返しは減点の対象になります。聞き直したら、質問に答えることへ意識を戻しましょう。
Q: 丸暗記はした方がいいですか?
A: 短い表現は覚えて使ってみましょう。解答例を覚えた場合も、質問を変えて答える練習をしてください。覚えた内容をそのまま話すと、質問と答えがずれることがあります。
最後にさらっとまとめ
- 本文・イラストの問題と、自分の意見を答える問題を分けて練習する
- 意見問題では、理由を聞かれたらなぜそう思うのか説明する
- 「便利」「役立つ」で止まったら、具体的に何ができるかを足す
- 質問が聞き取れなければ、自然に聞き返して確認する
- 録音で直すところを一つ選び、同じ質問にもう一度答える
まずは、この記事のコンピューターの質問を声に出して練習してみてください。理由を答えられたら、「どんな時に役立つ?」への答えを一文足します。その一文を見ずに言えるか、もう一度試してみましょう。
一人では答えられるのに、質問されると止まってしまう方は、人との面接練習も取り入れてみてください。NOLIEのオンライン無料体験では、面接で困っていることをご相談いただけます。
