【コラム】英語で名前のスペルを伝えるには?|電話・予約で使う確認フレーズ
NOLIE English Column / 日常英会話
【コラム】英語で名前のスペルを伝えるには?|電話・予約で使う確認フレーズ
英語で名前を伝えたあとに、Can you spell that?と聞かれて止まってしまう。アルファベットは知っているのに、一文字ずつ声に出すと意外に難しい。電話や予約の確認で、こんな経験をすることがあります。
スペルを聞かれたら、名前をもう一度速く言うのではなく、文字を一つずつ伝える → 聞き違いを直す → 最後に確認すると考えましょう。たとえば架空の名前Mikaなら、It’s M-I-K-A.と答えられます。大切なのは、早口で言い切ることより、相手が正しく書けたかを確認することです。

1. 名前の発音とスペルは別に伝える
What’s your name?は名前を尋ねる質問、How do you spell your name?は文字のつづりを尋ねる質問です。名前を伝えた直後のCan you spell that?も、「今の名前を一文字ずつ教えてください」という意味になります。
まず名前を言う
My name is Mika.
名前はミカです。
スペルを聞かれたら
It’s M-I-K-A.
M、I、K、Aです。
例文のハイフンは、一文字ずつ読むことを見やすく示したものです。名前にハイフンが入るという意味ではなく、声に出す時も「ハイフン」とは言いません。文字の間に短い間を取り、相手が書く時間を残しましょう。
フルネームが長い時は、名字と名前に分けると確認しやすくなります。My family name is …(名字は…です)、My given name is …(名前は…です)と区別できます。名字と名前の順番を相手の推測だけに任せないことが大切です。
日本語の名前にはローマ字表記の違いがあるので、音だけで相手が正しく書けるとは限りません。すでに予約があるなら、その予約で使った表記を手元で確認してから伝えると、照合がしやすくなります。
2. 聞き違いやすい文字は単語を添える
MとN、BとDなどは、電話の音質や話し方によって聞き分けにくいことがあります。同じ文字を何度も大声で繰り返すだけでなく、その文字で始まる分かりやすい単語を添えてみましょう。
M as in music.
musicのMです。
N as in November.
NovemberのNです。
B as in book.
bookのBです。
D as in dog.
dogのDです。
ここでの単語は、日常会話で説明するための例です。決められた通信コードの一覧ではありません。相手も知っていそうな、短くて言いやすい単語を選びましょう。すべての文字に単語を付ける必要はなく、伝わらなかった部分だけで十分です。
たとえばMをNと聞き返されたら、It’s M, not N. M as in music.(NではなくMです。musicのMです)と伝えられます。「違います」とだけ言うより、正しい文字を先に出すと相手が直しやすくなります。
それでも音で伝わりにくければ、画面や紙で確認する方法へ切り替えて構いません。オンラインならI’ll type it in the chat.(チャットに入力します)と言えます。発音だけで解決しなければいけないわけではありません。
3. 予約・電話・オンラインの短い会話例
次の名前は練習用の架空の例です。会話を丸暗記するより、「聞かれたらつづる」「一文字だけ直す」「最後に合っていると返す」の役割を意識して読んでみてください。
予約の名前を確認する
Staff: Could you spell your family name?
Guest: Sure. It’s S-E-K-I.
Staff: S-E-K-I?
Guest: Yes, that’s right. Thank you.
スタッフ:名字のスペルを教えていただけますか?
利用者:はい。S、E、K、Iです。
スタッフ:S、E、K、Iですね?
利用者:はい、合っています。ありがとうございます。
電話で一文字を直す
A: My name is Mika. M-I-K-A.
B: Did you say N?
A: It’s M, not N. M as in music.
B: Got it. M-I-K-A.
A: That’s right.
Bは最初の文字だけを確認しています。Aも名前全部を繰り返す前に、Mだと伝えています。最後の読み上げまで聞いてからThat’s right.と返すのがポイントです。
オンラインで文字も使う
A: Sorry, I didn’t catch the spelling.
B: No problem. I’ll type it in the chat.
A: Thanks. I can see it now.
A:すみません、スペルが聞き取れませんでした。
B:大丈夫です。チャットに入力しますね。
A:ありがとう。今、確認できました。
自分の名前を伝える練習と、自己紹介の内容を考える練習は分けて大丈夫です。次に何を話すか迷う時は、オンライン英会話の自己紹介の例文も参考にしてください。

4. 聞く側は、分からない部分を絞って確認する
相手の名前を聞く時も、聞こえたふりをしなくて大丈夫です。全部分からなければ、Could you spell that, please?と頼めます。一文字だけ迷ったなら、その部分に絞って聞く方が短いやり取りで済みます。
Was that B or D?
Bでしたか、それともDでしたか?
Could you repeat the last two letters?
最後の二文字をもう一度言ってもらえますか?
Let me read that back.
読み返して確認しますね。
確認する時は、声の大きさだけでなく「どこが分からなかったか」を伝えるのがコツです。最後の二文字だけ聞こえなかったのに、最初から全部言ってもらうと、同じところでまた迷うことがあります。
自分が伝えた側なら、Could you read that back to me?(読み返してもらえますか?)と確認を頼めます。相手が書いた文字が合っていたらYes, that’s right.。違っていたら、正しい文字を伝えてもう一度確認しましょう。
単に文字が似ているのではなく、声が途切れる・音が出ないという場合は、スペルを繰り返す前に接続の状態を伝えます。オンライン英会話の音声トラブルを伝える表現も用意しておくと安心です。
5. よくある疑問と、3分でできる練習
聞き返されるのは発音が悪いから?
それだけとは限りません。相手にとって初めての名前なら、音は聞こえていてもつづりを確認することがあります。名前は一文字違うだけでも別の表記になります。聞き返しを評価だと受け取らず、情報を合わせる作業だと考えてみましょう。
アルファベットを全部覚え直すべき?
苦手な文字は確認した方がよいですが、最初から全部を同じ回数練習する必要はありません。まず自分が使う名前の文字を一つずつ発音し、録音で確かめてみてください。カタカナだけを頼りにせず、英語のアルファベット音声と聞き比べると、見直す文字を絞れます。
レッスンでは何をすればいい?
架空の短い名前を二つ用意して、伝える役と書き取る役を交代してみましょう。実際の予約番号や連絡先を使う必要はありません。画面に答えを出さずに伝え、最後に文字を見せて照合すると、どこが伝わりにくかったか分かります。
- 1分目:MikaやSekiなど、短い架空の名前を一文字ずつ言う。
- 2分目:相手に書いてもらい、迷った文字だけ聞き返してもらう。
- 3分目:単語を添えて言い直し、最後に読み返して確認する。
一人なら自分の声を録音し、少し時間を置いて文字を書き取ってみても構いません。ただ、自分は正解を知っているので、聞き取りにくさに気づけない場合もあります。できれば相手に聞いてもらい、実際に書かれた文字と比べましょう。
名前を言う、文字で伝える、聞き違いを直す、最後に確認する。この流れができれば、短いやり取りでも相手と情報を合わせる練習になります。すべてを一度で伝えようとせず、確認しながら進めて大丈夫です。
NOLIEはオンラインの会話専門英会話です。自己紹介や予約のような身近な場面から、聞き返しや確認まで含めて、実際に使う英語を練習していきましょう。
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