【コラム】IELTSスピーキング対策にオンライン英会話は使える?|6.5を目指す練習方法
NOLIE IELTS Column
IELTSスピーキング対策にオンライン英会話は使える?|6.5を目指す練習方法
英語を話す時間は増えたのに、IELTSの回答が良くなっている実感がない方へ。
オンライン英会話は、IELTSスピーキング対策に使えます。ただし、毎回フリートークをするだけでは、Part 1・2・3で必要な答え方や時間感覚は身につきにくいです。質問形式を決め、先生から具体的な指摘をもらい、同じ質問へもう一度答えるところまでを一組にすると、レッスンがスコアにつながりやすくなります。
IELTSスピーキングの練習を始めると、「オンライン英会話なら話す量を増やせるし、それだけで対策になるのでは」と考える人もいます。実際、人から質問され、その場で英語を組み立てる経験は、ひとりの音読や録音だけでは作りにくいものです。
一方で、会話が楽しく続いたことと、IELTSの評価基準に沿って回答できたことは同じではありません。自分は長く話せたつもりでも理由が曖昧だったり、先生が意味をくみ取ってくれたため、発音や文法の弱点が残ったりすることもあります。
今回は、オンライン英会話をIELTSスピーキングの練習場所として使う時に、Partごとに何を頼み、レッスン前後に何をすればよいかを整理します。
この記事でわかること
- オンライン英会話をIELTSスピーキング対策に使う考え方
- IELTSスピーキングPart 1・2・3で練習したいこと
- 6.5を目指す時に避けたいレッスンの受け方
- レッスンと自習をつなぐ1週間の練習例
NOLIE英会話教室について
NOLIEは、オンラインで受けられる会話専門の英会話です。IELTS対策でも、答えを暗記するのではなく、質問を聞いて、自分の英語で理由や具体例を広げる練習を大切にしています。
1. IELTSスピーキング対策にオンライン英会話は使える?
オンライン英会話が役立つのは、教材の答えを眺めるだけでは作れない「その場で答える時間」があるからです。質問の聞こえ方や順番は毎回少し変わります。準備していない聞き方に反応する経験は、本番で頭が真っ白になるのを防ぐ練習になります。
ただし、話した時間が長ければよいわけではありません。IELTSスピーキングは11〜14分の中で3つのPartを行い、Partごとに求められる答え方が違います。レッスンでも「今日はPart 2を時間どおり行う」「Part 3の理由を深める」のように目的を決める必要があります。
オンライン英会話を、英語を話したという達成感だけで終わらせず、試す場所、指摘をもらう場所、言い直す場所として使うことが大切です。
FOUR ASSESSMENT CRITERIA
2. IELTSスピーキングの4つの評価基準
IELTS公式では、スピーキングを次の4つの基準で評価すると説明しています。レッスン後に「良かったです」だけで終わらず、どの観点を直すのかを分けると復習しやすくなります。
FLUENCY
流暢さと一貫性
長い沈黙に頼りすぎず、考えを分かりやすい順番でつなげられるか。
VOCABULARY
語彙力
話題に合う言葉を選び、出ない単語を別の表現で説明できるか。
GRAMMAR
文法の幅と正確さ
基本文を安定して使いながら、必要に応じて少し複雑な文も使えるか。
PRONUNCIATION
発音
ネイティブらしさではなく、相手が無理なく理解できる話し方か。
毎回4つすべてを直そうとせず、「今日は話の順番」「次回は発音」のように一つへ絞ると、レッスンで試すことが明確になります。
3. IELTSスピーキングPart 1で練習したい短い回答
Part 1では、住まい、仕事、勉強、趣味など身近な話題を聞かれます。レッスンでは、一問ごとに長いスピーチを作るより、最初の一文で答え、そのあと理由や小さな例を足す練習が向いています。
Do you enjoy cooking?
短すぎる答え:Yes, I do.
広げた答え:Yes, I do. I usually cook simple meals after work because it helps me relax.
先生には、一度答えたあとに同じ意味を別の聞き方でも質問してもらうとよいです。暗記した回答ではなく、質問の中心を聞いて答え直す練習になります。
回答の長さに迷う場合は、IELTSスピーキングPart 1の答え方もあわせて確認してみてください。
4. IELTSスピーキングPart 2で2分話す練習
Part 2では、1分間で準備し、指定された話題について1〜2分話します。オンラインレッスンでは、本番と同じ時間を測ってもらい、途中で助け舟を出さずに最後まで話してみることが大切です。
準備時間に完成文を書くのではなく、次のような短いメモだけを作ります。
誰と、どこで
何をした、何が起きた
なぜ覚えているか
一回目は時間感覚を確認し、先生から「出来事だけで終わった」「気持ちの説明が弱い」など一つだけ指摘をもらいます。その直後に同じカードでもう一度話すと、修正を自分の言葉として試せます。
Part 2では特別な体験を選ぶ必要はありません。説明しやすい日常の出来事を、順番と理由を意識して話す方が安定します。
5. IELTSスピーキングPart 3で意見を深める練習
Part 3では、Part 2に関連する話題を、社会や人々全体へ広げて話します。自分の経験だけで終わらず、理由、例、比較を使って意見を説明する必要があります。
ANSWER ROUTE
意見 → 理由 → 例 → 必要なら反対側
たとえば、Do people rely too much on technology? という質問なら、賛成か反対かを先に決め、生活のどこでそう感じるのかを一つ挙げます。途中で先生に Why? や Can you give me an example? と深掘りしてもらうと、本番に近い反応練習になります。
抽象的な質問で止まりやすい方は、IELTSスピーキングPart 3で意見を出すコツも参考にしてください。
6. オンライン英会話でIELTS対策をする時の注意点
オンライン英会話を続けても変化を感じにくい時は、受講回数だけでなく、レッスンの中身を見直します。特に次の3つは、IELTS対策がフリートークへ戻りやすいパターンです。
- 毎回違う質問を解いて終わる:同じ質問へ答え直さないため、指摘を使う機会がありません。
- 完成したモデル回答だけを覚える:少し聞き方が変わると、用意した順番から外れて止まりやすくなります。
- 先生に直してほしい点を伝えない:会話が成立すると、細かな課題がそのままになることがあります。
レッスンの最初に、Please focus on how I develop my answers today. や Please tell me if my pronunciation is difficult to understand. のように、見てほしい点を一つ伝えましょう。
単語が出ない時に沈黙が長くなる場合は、IELTSスピーキングの言い換え練習をレッスンへ入れるのもおすすめです。
7. IELTSスピーキング6.5を目指す1週間の練習例
6.5を目標にする場合も、オンライン英会話だけで一週間を埋める必要はありません。レッスンで見つけた課題を、自習で短く繰り返す方が現実的です。
目標スコアは一回の模擬面接だけで決まるものではありません。流暢さ、語彙、文法、発音のどこを優先するかを決め、数週間単位で同じ課題を確認します。
8. IELTS対策レッスンを選ぶ時の確認ポイント
講師の国籍だけで決めず、自分の目標に合うフィードバックを受けられるかを確認します。IELTSの形式を知っていることに加え、受験者が話す時間を確保し、直したあとに再回答できるレッスンが向いています。
- Part 1・2・3を本番に近い順番と時間で練習できるか
- 4つの評価基準に分けて弱点を説明してもらえるか
- 模範解答を渡すだけでなく、自分の答えを広げてもらえるか
- 分からない時に質問でき、次回までの練習を相談できるか
発音だけが気になる場合も、音を細かく直し続けるより、回答全体の伝わりやすさを見てもらう方がIELTSの評価に近づきます。詳しくはIELTSスピーキングの発音練習で整理しています。
9. Q&A
Q. 普通のフリートークでもIELTS対策になりますか?
A. 英語をすぐ組み立てる練習にはなります。ただし、時間や質問形式、評価基準が違うため、定期的にPart別の練習も入れた方が課題を見つけやすいです。
Q. ネイティブ講師でなければスピーキングは伸びませんか?
A. 講師の国籍だけで決まるものではありません。IELTSの形式を理解し、回答の弱点を具体的に伝え、話し直す時間を作ってくれるかが大切です。
Q. 週に何回受ければ6.5を取れますか?
A. 必要な回数は現在の英語力や期限によって変わり、回数だけでスコアは保証できません。週1〜2回でも、録音、復習、再回答を組み合わせる方が、受けっぱなしにするより課題が見えやすくなります。
Q. モデル回答は覚えた方がいいですか?
A. 表現や話の広げ方は参考になりますが、全文暗記は質問が変わった時に止まりやすくなります。自分の経験へ置き換え、キーワードだけを見て答える練習がおすすめです。
最後に
オンライン英会話は、IELTSスピーキングで必要な、その場で質問を聞き、自分の英語で答える練習に向いています。ただ受けるだけではなく、Partごとの目的を決め、指摘を一つもらい、同じ質問へもう一度答えるところまで使いましょう。
6.5を目指す時も、難しい表現を増やすことだけが対策ではありません。答えの中心を先に出す、理由を足す、単語が出なければ言い換える、相手に伝わる発音で話す。こうした小さな改善を、レッスンと自習の間で繰り返すことが大切です。
IELTS SPEAKING PRACTICE
回答を覚えるより、質問に答える練習を
NOLIEでは、IELTSスピーキングの質問へ実際に答えながら、話の広げ方や言い換えをオンラインで練習します。まずは無料体験で、目標スコアや今止まりやすいPartをお聞かせください。
