【コラム】英会話で聞き返すのが怖い人へ|自然に聞き返せる英語表現5選
NOLIE English Column
英会話で聞き返すのが怖い人へ|自然に聞き返せる英語表現5選
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著者:NOLIE英会話教室
相手の英語がちょっと聞き取れなかった。でも、もう一回聞くのが気まずくて、そのまま笑って流してしまう。そんなことはありませんか?
全部を一度で聞き取れなくても大丈夫です。大事なのは、分からないまま進むのではなく、必要なところを聞き返して、確認できた内容に返事をすること。まずは短い表現を一つ持っておきましょう。
音が聞こえないなら、もう一度。意味が分からないなら、説明を。
この違いが分かると、同じ聞き返しを繰り返すだけでなく、困ったところに合わせて頼みやすくなります。
1. 聞き返せると会話を続けやすい理由
分からなかったところを確認するのは、会話を続けるための大事な力です。うなずいて進んでしまうと、あとで質問された時に、何について答えればよいか分からなくなることもあります。
聞き返す時は、何が分からなかったかを少し分けてみましょう。全部を聞き直す必要がない場面もあります。
- 音が聞き取れなかった:もう一度言ってもらいます。
- 言葉は聞こえたけれど意味が不明:意味や意図を説明してもらいます。
- 一部分だけ自信がない:聞こえた言葉を使って確認します。
オンラインなら、音量や接続が原因のこともあります。「自分の英語力が足りない」と決めつけず、聞こえにくい状況も伝えて大丈夫です。
この記事では日常会話やオンライン英会話で使う5表現を紹介します。IELTSなど試験中の聞き返しには形式上の条件があるため、日常会話の使い方と分けて確認してください。
2. 表現1「Sorry?」で短く聞き返す
Sorry?は、相手の言葉をもう一度聞きたい時の短い表現です。「え、もう一度いいですか?」という感覚で使えます。
短く強く言い切るのではなく、相手に聞き直していると伝わるように、落ち着いた声で使いましょう。表情や声の調子でも印象は変わります。
I’m going hiking this Sunday.
今度の日曜日にハイキングへ行きます。
Sorry?
もう一度いいですか?
I’m going hiking on Sunday.
日曜日にハイキングへ行くんです。
Sounds good. Where are you going?
いいですね。どこへ行くんですか?
聞き返して終わりではなく、分かったら短く反応できると、元の話へ戻りやすくなります。まだ聞こえなければ、次の丁寧な表現に変えて頼めます。
3. 表現2「Could you say that again?」でもう一度頼む
Could you say that again?は、「もう一度言ってもらえますか?」という使いやすい形です。短いSorry?では伝わりにくい時や、はっきりお願いしたい時にも使えます。
最初にSorry,を添えたり、最後にpleaseを加えたりもできます。長い説明を作らず、この一文をすぐ言えるようにしておくと安心です。
I was thinking about changing jobs.
転職を考えていたんです。
Sorry, could you say that again?
すみません、もう一度言ってもらえますか?
I’m thinking about finding a different job.
別の仕事を探そうと考えているんです。
I see. What kind of work would you like to do?
そうなんですね。どんな仕事をしたいですか?
相手が同じ速さで繰り返しても難しい時は、Could you speak a little more slowly?(もう少しゆっくり話してもらえますか?)と頼めます。音ではなく意味が分からない場合は、次の表現を使ってみましょう。
4. 表現3「What do you mean?」で意味を確認する
言葉は聞こえたけれど、何を言いたいのか分からない。そんな時はWhat do you mean?(どういう意味ですか?)で、意味や意図を確認できます。
ただし、この一文は声の調子や場面によって、問い詰めているように聞こえることもあります。短ければ必ずやわらかくなるわけではありません。Sorry,を添えたり、分からない言葉を具体的に伝えたりすると、相手も説明しやすくなります。
I work remotely three days a week.
週に3日はリモートで働いています。
Sorry, what do you mean by remotely?
すみません、remotelyとはどういう意味ですか?
I work from home instead of going to the office.
会社へ行く代わりに、家で働くということです。
I see. So you work from home three days a week.
なるほど。週に3日は家で働いているんですね。
知らない単語だけなら、What does that word mean?(その単語はどういう意味ですか?)とも聞けます。音が聞き取れない時と、意味を知りたい時を分けるのがポイントです。
5. 表現4「Did you say …?」で一部を確かめる
Did you say …?は、「…と言いましたか?」と、聞こえた部分を確認する形です。相手の話を全部やり直してもらわなくても、一つの言葉や数字だけ確かめられます。
この形は、聞き取った候補がある時に便利です。何も聞こえなかった時は、無理に当てずに「もう一度」を頼む方が分かりやすいです。
I went there with my colleague.
同僚とそこへ行きました。
Did you say colleague?
colleagueと言いましたか?
Yes, someone from work.
はい、職場の人です。
Got it. Where did you go together?
分かりました。一緒にどこへ行ったんですか?
予定の確認なら、Did you say Tuesday or Thursday?(火曜日と言いましたか、それとも木曜日ですか?)のように候補を二つ出すこともできます。分かったあとに自分でも言い直すと、確認が食い違っていないか伝えやすくなります。
6. 表現5「How do you spell that?」でつづりを聞く
人の名前、場所、サービス名など、初めて聞く言葉は音だけでは分かりにくいことがあります。そんな時は、How do you spell that?(つづりを教えてもらえますか?)が使えます。
次は名前を確認する練習例です。文字で確かめたいのか、意味を知りたいのかによって、選ぶ表現が変わります。
My name is Leah.
名前はLeahです。
How do you spell that?
つづりを教えてもらえますか?
L-E-A-H.
L、E、A、Hです。
Leah. Got it. Nice to meet you.
Leahさんですね。分かりました。よろしくお願いします。
オンラインで文字も見たい時は、Could you type it in the chat?(チャットに入力してもらえますか?)と頼む方法もあります。使える機能や場面に合わせて選んでください。
名前を一文字ずつ伝える側の練習は、英語で名前のスペルを伝えるコツで詳しく紹介しています。この記事では、聞き取れない側の確認に絞っています。
7. 聞き返しでやりがちな失敗と練習3問
分かったふりをしたまま進むと、会話の内容が分からなくなり、返事も難しくなることがあります。少し戻ってでも、必要なところを確かめましょう。
一方で、何が分からないかを変えずに、同じ一言だけで何度も聞き返すと、相手もどう言い直せばよいか迷います。次のように頼み方を少し変えると伝えやすくなります。
- 速くて聞こえない:少しゆっくり話してもらいます。
- 単語の意味が不明:その言葉が何を意味するか聞きます。
- 名前や数字だけ不確か:候補やつづりを確認します。
What?も会話で使われますが、それだけを強く返すと、驚きや不満と受け取られることがあります。迷ったらSorry?やCould you say that again?を落ち着いて使ってみてください。
何が分からなかった? 表現を選ぶ練習
次の場面で、自分なら何と言うか先に声に出してみましょう。例を開いたあとも、もう一度自分で言ってみてください。
練習1:相手の一文が聞き取れなかった
Sorry, could you say that again?
すみません、もう一度言ってもらえますか? 音が聞き取れなかったので、繰り返しを頼みます。速さが原因なら、少しゆっくり話してほしいことも伝えられます。
練習2:「Tuesday」か「Thursday」か自信がない
Did you say Tuesday or Thursday?
火曜日と言いましたか、それとも木曜日ですか? 分からなかった部分だけを確認します。答えが分かったらThursday. Got it.(木曜日ですね。分かりました)のように返せます。
練習3:「remotely」という言葉の意味が分からない
Sorry, what do you mean by remotely?
すみません、remotelyとはどういう意味ですか? 聞こえた言葉を具体的に伝えています。文全体の音を繰り返してもらうだけではなく、その言葉の説明を頼む場面です。
確認して分かったあとに何を返せばよいか迷う時は、相手の話に自分のことを1文返す練習も参考にしてみてください。話をもっと聞きたい時は、深掘り質問の型へつなげられます。
8. 聞き返しのQ&A
聞き返すのは失礼ではないですか?
聞き返すこと自体は、内容を理解するための自然な確認です。声の調子や頼み方にも気を配り、確認できたらお礼や返事をすると、話へ戻りやすくなります。
何度も聞き返しても大丈夫ですか?
必要な確認はして大丈夫です。ただ、同じ頼み方で分からない時は、「ゆっくり」「別の言い方で」「チャットで」のように方法を変えてみましょう。分からない部分を一つずつ伝えると、相手も助けやすくなります。
どの表現から覚えるのがおすすめですか?
まずは短いSorry?と、はっきりお願いできるCould you say that again?からで十分です。慣れたら、意味を聞く形や部分確認を一つずつ足していきましょう。
聞き返したあと、返事が短くなってしまいます
最初はI see.やGot it.(分かりました)だけでも大丈夫です。質問への答えを広げたい時は、答えに一言足す「+1ルール」も使ってみてください。
9. 要点のまとめと、次の一歩
- 音が聞こえない時と、意味が分からない時を分けましょう。
- もう一度頼むならSorry?やCould you say that again?が使えます。
- 一部だけならDid you say …?、つづりならHow do you spell that?で確認できます。
- 確認して分かったあとに、短い返事や次の質問へ戻る練習もしてみましょう。
英会話は、全部を一度で聞き取れた人だけが続けられるものではありません。分からない時に確認しながら、少しずつ理解を合わせていけます。
今日の5表現を全部覚えなくても大丈夫です。まずは一つ選んで声に出し、次に困った時に使ってみましょう。聞き返せたら、それも会話でできたことの一つです。
聞き返す一言を、オンラインの会話で試してみる
NOLIEは、オンラインで受けられる会話専門の英会話です。短く答えるだけでなく、分からないところを聞き返し、確認してから話を続けるやり取りも大切にしています。
教材の音声なら止めて聞き直せても、人との会話では焦ってしまう。そんな方は、聞き返す一言から実際に使う練習をしてみませんか。
オンライン英会話の無料体験を相談する写真と会話内の人物画像はPexelsの学習イメージです。実際のNOLIE講師・受講生や体験談を示すものではありません。写真:Pavel Danilyuk、Artem Podrez。会話は学習用に作成した例です。
