【コラム】瞬間英作文をしても英会話で使えない人へ|自分の言葉に変える練習法
NOLIE English Column
【コラム】瞬間英作文をしても英会話で使えない人へ|自分の言葉に変える練習法
短い英文は作れるのに、会話になると出てこない方へ。
英会話の練習として、瞬間英作文に取り組んでいる人はかなり多いです。日本語を見て、すぐ英語にする。短い文を何度も作る。中学英語の文法を使える形にする。こうした練習は、英語を口に出す土台としてかなり役に立ちます。
ただ一方で、「瞬間英作文はやっているのに、英会話になると使えない」と感じる人も少なくありません。練習では英文を作れる。例文も覚えている。でも、オンライン英会話や実際の会話になると、急に言葉が出てこない。こういうズレはよくあります。
これは、瞬間英作文が悪いという話ではありません。むしろ、かなり良い練習です。ただ、英会話につなげるには、例文を作るだけで終わらせず、自分の言葉として使う練習を足す必要があります。今回は、瞬間英作文を英会話で使える力に変えるための考え方と練習法を整理していきます。
例文を「会話の返答」に変える
瞬間英作文で作った文を、そのまま覚えるだけでなく、質問への返答や自分の経験に置き換えると会話で出しやすくなります。
この記事でわかること
- 瞬間英作文をしても英会話で使えない理由
- 例文練習と実際の会話の違い
- 短文を自分の言葉に変える練習法
- 質問への返答に変えるコツ
- オンライン英会話で試すときのポイント
NOLIE英会話教室について
NOLIEは、オンラインで受けられる会話専門の英会話です。例文を覚えるだけで終わらせず、自分のことを英語で話す練習までつなげることを大切にしています。
目次
1. 瞬間英作文は英会話に効果ないのか
まず、瞬間英作文が英会話に効果ないわけではありません。短い文をすばやく作る練習は、英会話の土台になります。特に、文法は分かるけれど口から出てこない人にとって、短文を声に出す練習はかなり大事です。
たとえば、I like coffee. や I went shopping yesterday. のような短い文を、考えすぎずに言えるようになることは、英会話の入口としてかなり役立ちます。長い文を作る前に、短い文を安定して出す力が必要だからです。
ただし、瞬間英作文だけで英会話が自然に続くようになるとは限りません。なぜなら、英会話では相手の質問、流れ、反応、聞き返し、自分の気持ちなどが入るからです。例文を作る練習と、人とのやり取りは少し違います。
2. 練習ではできるのに会話で止まる理由
瞬間英作文では、たいてい日本語の文が先にあります。「私は昨日買い物に行きました」を見て、I went shopping yesterday. と言う。文の内容は決まっています。
でも英会話では、何を言うかを自分で決める必要があります。相手に How was your weekend? と聞かれた時、週末のどの話をするか、短く言うか、理由を足すか、相手に質問を返すかをその場で選びます。
瞬間英作文で練習しやすいこと
- 文法の型を口に出す
- 日本語を短い英語に変える
- 同じ文型をくり返して慣れる
- 短文をすばやく作る
英会話でさらに必要になること
- 質問の意図を聞き取る
- 自分の内容を選ぶ
- 短く返して一文足す
- 分からない時に聞き返す
- 相手の反応に合わせて続ける
つまり、瞬間英作文で作った短文を、会話の流れの中で使う練習が必要です。ここを足すと、「練習では言えるのに会話で止まる」が少しずつ変わっていきます。
3. 日本語を英語にする練習と会話は少し違う
瞬間英作文は、日本語から英語へ変える練習として使いやすいです。ただ、英会話では毎回きれいな日本語を作ってから英語にする時間はありません。長い日本語を頭の中で作ってしまうと、英語にする前に止まりやすくなります。
たとえば、「最近仕事が忙しくて、英語の勉強をしたい気持ちはあるけど、なかなか時間が取れなくて困っています」をそのまま英語にしようとすると、かなり重くなります。
でも、短く切ればこう言えます。
I’m busy these days.
I want to study English.
But I don’t have much time.
So it’s a little difficult.
会話では、このくらいで十分伝わります。瞬間英作文で短い文を作る練習をしているなら、その力を「長い日本語を短く切る力」にも使うと、会話でかなり役立ちます。
4. 例文を自分の言葉に変える3ステップ
瞬間英作文を英会話につなげるなら、例文をそのまま終わらせず、自分の言葉に変える練習を入れるのがおすすめです。
ステップ1: 例文を作る
まずは普通に瞬間英作文をします。日本語を見て、短い英語にします。ここでは文法の型を確認する感覚で大丈夫です。
ステップ2: 自分の内容に置き換える
次に、主語、場所、時制、理由などを自分の生活に合わせます。例文が「彼は毎朝走ります」なら、自分なら何を毎朝するかに変えます。
ステップ3: 質問への返答にする
最後に、その文がどんな質問への答えになるかを考えます。会話で使うには、質問とセットにした方が出しやすいです。
たとえば、例文が I usually read books at night. なら、次のように使えます。
質問: What do you usually do at night?
返答: I usually watch videos at night. It helps me relax.
例文を自分の返答に変えると、練習した文が会話の中で使いやすくなります。
例文を会話で使えるようにしたい方へ
NOLIEでは、短文や例文をただ覚えるだけでなく、自分のことを話す文に変えて、実際のやり取りで使う練習を大切にしています。瞬間英作文はしているのに会話で止まる方も、無料体験で今の練習方法を整理できます。
5. 短文を質問への返答に変える
英会話で使えるようにするには、短文を質問への返答として練習するのがかなり効果的です。瞬間英作文では文だけを作ることが多いですが、会話では質問と答えがセットになります。
たとえば、I like cooking. という文を作れるなら、次は質問とセットにします。
質問: What do you like doing in your free time?
返答: I like cooking. I usually make simple meals on weekends.
このように、質問、短い答え、追加の一文まで練習すると、会話で使う感覚に近づきます。
返答にしやすい質問例
- What do you usually do after work?
- What did you do last weekend?
- Why are you studying English?
- What kind of food do you like?
- How do you relax?
こうした質問に対して、瞬間英作文で作った短文を使ってみます。最初は一文だけでも大丈夫です。慣れてきたら、because や for example を使って一文足します。
6. 会話で使いやすい文だけを残す
瞬間英作文をしていると、たくさんの例文に触れます。ただ、そのすべてを英会話で使おうとしなくて大丈夫です。会話で使いやすい文だけを少しずつ残す方が実用的です。
たとえば、日常会話で使いやすいのは、自分の習慣、好きなこと、予定、過去にしたこと、理由を言う文です。
残しておきたい文のタイプ
- I usually… で習慣を言う文
- I like… because… で好きな理由を言う文
- I went… で過去の行動を言う文
- I want to… でやりたいことを言う文
- I’m not sure, but… で少し考えながら答える文
こういう文は、オンライン英会話でもかなり出番があります。逆に、普段の自分の会話で使いにくい文は、無理に会話で使おうとしなくても大丈夫です。
大事なのは、例文の数を増やすことより、実際に使える文を少しずつ増やすことです。覚えたフレーズが会話で出てこない方は、英会話フレーズを覚えても使えない人へ|会話で出てくる形に変えるコツ もつながりやすい内容です。
7. 瞬間英作文後に声に出して録音する
瞬間英作文で作った文は、声に出して終わりではなく、できれば録音してみるのもおすすめです。自分で作った文を録音すると、会話で使えるかどうかが見えやすくなります。
録音する文は長くなくて大丈夫です。30秒くらいで、自分のことを3文話すだけでも十分です。
I’m studying English these days.
I want to speak more naturally.
It is still difficult, but I enjoy learning.
録音を聞く時は、発音の上手さだけを見る必要はありません。むしろ、会話で使える形になっているかを見ます。
録音で見るポイント
- 一文目がすぐ出るか
- 文が長くなりすぎていないか
- 理由を一文足せているか
- 同じ単語ばかりになっていないか
- 次のレッスンで使えそうか
録音が恥ずかしい方は、まず10秒でも大丈夫です。録音復習については、英語の録音を聞くのが恥ずかしい人へ|会話力を伸ばす復習のコツ でも詳しく整理しています。
8. オンライン英会話で試すときのコツ
瞬間英作文を英会話につなげるなら、オンライン英会話で実際に使ってみるのがかなり大事です。ひとりで作れた文でも、相手がいると少し緊張します。その緊張感の中で使ってみることで、ただの例文が自分の言葉になっていきます。
おすすめなのは、レッスン前に「今日使う文型」を1つだけ決めることです。たくさん用意すると、かえって意識が散りやすいです。
レッスンで使いやすい小さな目標
- 今日は I usually… を使う
- 今日は I want to… を使う
- 今日は because で理由を足す
- 今日は過去形で昨日のことを話す
- 今日は先生に How about you? と返す
このように決めておくと、瞬間英作文の練習がレッスンに入りやすくなります。レッスン中にうまく言えなかった文は、終わったあとにもう一度短く作り直せば大丈夫です。
教材の文を会話へ変える感覚は、オンライン英会話で教材だけ進んでしまう人へ|会話力につなげる使い方 とも近いです。
9. 関連して読みたい記事
日本語から英語にする時間を短くしたい方は、こちらの記事も近い内容です。
英語で考えるって本当に必要?|日本語を消さずに会話を速くするコツ
中学英語の知識を会話で使える形に変えたい方はこちら。
中学英語だけで英会話はできる?|初心者がまず使える形に変えるコツ
音読やシャドーイング系の練習を会話へつなげたい方はこちらも参考になります。
10. Q&A
Q: 瞬間英作文は英会話に効果ないですか?
A: 効果がないわけではありません。短文を作る力には役立ちます。ただ、会話で使うには、質問への返答や自分の文に変える練習を足すことが大事です。
Q: どれくらいの文から練習すればいいですか?
A: 最初は短い一文で十分です。I usually… や I want to… のような形を、自分の生活に合わせて使うところから始めると続きやすいです。
Q: 日本語を見ないと英文が出てきません。どうすればいいですか?
A: まずは日本語を短く切る練習がおすすめです。長い日本語をそのまま英語にしようとせず、2文から4文に分けると話しやすくなります。
Q: オンライン英会話ではどう練習すればいいですか?
A: レッスン前に、今日使いたい文型を1つだけ決めておくと使いやすいです。使えなかった文は、レッスン後に短く作り直すと復習になります。
11. 最後にさらっとまとめ
- 瞬間英作文は、短い英文を作る土台としてかなり役立ちます
- ただし、例文練習と実際の英会話は少し違います
- 例文を自分の内容に置き換えると、会話で出しやすくなります
- 質問と返答をセットにして練習すると、実戦に近づきます
- オンライン英会話では、今日使う文型を1つだけ決めるのがおすすめです
瞬間英作文をしても英会話で使えない時は、練習が無駄になっているわけではありません。短い英文を作る力は、英会話の土台になります。ただ、その文を自分のこと、相手の質問、実際の会話の流れに合わせて使う練習が必要です。
NOLIEでは、例文を覚えるだけでなく、自分の言葉として話す練習を大切にしています。瞬間英作文はしているのに会話で止まる方も、まずは無料体験で今の状態を一緒に整理していきましょう。
