【コラム】英語でやんわり断るには?|誘い・お願いに使える短いフレーズ
NOLIE English Column / 日常英会話
【コラム】英語でやんわり断るには?|誘い・お願いに使える短いフレーズ
英語で誘われたけれど、その日は予定がある。お願いをされたけれど、今は引き受けられない。「Noだけだと冷たいかな」と考えて、返事に困ることはありませんか。
英語でやんわり断る時は、感謝や気づかいの一言+できないことを短く伝えると整理しやすくなります。無理に長い理由を作らなくても大丈夫です。今回は、日常で使いやすい3つの場面から見ていきましょう。
1. 英語で断る時は、やさしさと明確さを両立する
断ること自体が失礼なのではありません。返事をぼかしたままにすると、相手が「来られるかもしれない」「手伝ってもらえるかもしれない」と待ってしまうこともあります。
まずは、次の順番を一つの目安にしてください。理由や別の提案は、必要な時だけ添えれば十分です。
Thanks for asking.
声をかけてくれてありがとう。
I can’t join you today.
今日は参加できません。
丁寧さは、単語だけで決まるわけではありません。相手との関係や声の調子も関わります。難しい言葉を重ねるより、落ち着いた声で、自分ができること・できないことを伝える練習から始めましょう。
2. 誘い・お願い・勧めを断る、3つの会話例
日本語では同じ「断る」でも、誘いと依頼では返事が少し違います。自分が使いそうな場面を一つ選んで、声に出してみてください。
友達の誘いを断る
A: Would you like to have lunch with us on Sunday?
B: Thanks for inviting me, but I can’t come this Sunday. I have other plans.
「日曜日、一緒にランチはどう?」
「誘ってくれてありがとう。でも今度の日曜日は行けないんだ。別の予定があって」
I have other plans.は「ほかに予定がある」という意味です。実際に予定がある時に使い、詳しい事情まで無理に説明する必要はありません。行きたい気持ちがあるなら、I’d love to, but … と始める言い方もあります。
今は引き受けられないお願いを断る
A: Could you help me move these boxes this afternoon?
B: Sorry, I can’t help this afternoon. I need to finish some work.
「今日の午後、この箱を運ぶのを手伝ってもらえる?」
「ごめん、今日の午後は手伝えないんだ。終わらせないといけない仕事があって」
手伝える時間が本当にあるなら、I can help tomorrow morning.と別の時間を伝えられます。ただ、断るたびに代案を出す義務はありません。できない約束を足さず、今の返事をはっきりさせましょう。
飲み物や食べ物の勧めを断る
A: Would you like another cup of coffee?
B: No, thank you. I’ve had enough for now.
「コーヒーをもう一杯いかが?」
「ありがとう、今はもう十分です」
このような場面では、No, thank you.だけでも使えます。毎回長い理由を言わなくて大丈夫です。Noという単語を避けることより、場面に合った返事を選ぶことが大切です。
3. Maybeだけで断ったつもりにならない
断るのが気まずくて、Maybe.やI’ll think about it.で終わらせたくなることもあります。ただ、これらは「可能性がある」「考えてみる」と受け取られます。行かないと決めている時の、確実な断り文句ではありません。
本当にまだ決められないなら、I’m not sure yet. Can I let you know tomorrow?(まだ分からないので、明日返事してもいい?)のように、返事をするタイミングまで伝えると整理しやすくなります。
また、Maybe another time.は、別の機会につながる言い方です。今後参加するつもりがないのに、やわらかくするためだけに付け足す必要はありません。やんわり断ることと、相手に期待を残すことは別と考えてみてください。
いったん曖昧な返事をしてしまったら、Sorry, I need to be clear. I can’t join you.(ごめん、はっきり伝えるね。参加できません)と伝え直せます。言い方を修正する練習は、英会話での言い直し方にもまとめています。
4. オンライン英会話では「断る練習」もしていい
会話練習で、いつもYesと答える必要はありません。先生に場面を決めてもらい、あえて断る返事を練習すると、普段使わない表現を試せます。
最初に、Can we practise saying no politely?(丁寧に断る練習をしてもいいですか?)と伝えてみましょう。レッスンで試すなら、次の3段階がおすすめです。
- 場面を決める:ランチの誘い、ちょっとした頼み事、飲み物の勧めから一つ。
- 短く返す:感謝やSorryのあとに、できないことを一文で伝える。
- 相手の返事まで聞く:別の日を提案されたら、都合に合わせて答える。
たとえば、How about Saturday?と聞かれたら、Saturday works for me.(土曜日なら大丈夫)と受けても、Sorry, I can’t do Saturday either.(ごめん、土曜日も無理なんだ)と断っても構いません。自分の返事に相手がどう応じるかまで練習すると、丸暗記だけで終わりにくくなります。
NOLIEは、オンラインで実際のやり取りを練習する会話専門英会話です。短い返事から試したい方は、無料体験でご相談ください。
5. よくある疑問と、今日覚えたい一言
断る理由は、必ず言わないといけない?
必ずではありません。短い説明で予定が伝わることはありますが、言いたくない事情を詳しく話したり、架空の理由を作ったりする必要はありません。大切な約束や仕事の依頼では、相手への影響も考え、必要な連絡を早めにしましょう。
何度も頼まれたら、もっとやわらかくするべき?
無理にやわらかくする必要はありません。I understand, but I can’t help with that.(事情は分かりますが、それは手伝えません)のように、同じ意思を落ち着いて伝えられます。危険や強い圧力を感じる場面では、丁寧さより安全を優先してください。
まず覚えるなら、Thanks for asking, but I can’t today.(声をかけてくれてありがとう。でも今日はできません)。todayをthis eveningやthis weekendに変えるだけでも、使える場面が増えます。
断る時も、難しい英語は必要ありません。自分の意思を伝えて、相手の返事を聞く。その短いやり取りを少しずつ練習していきましょう。断る以外の反応も増やしたい方は、英語の相づちの使い分けも参考にしてみてください。
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