【コラム】IELTSライティングTask 1でグラフ説明が苦手な人へ|最初に見るポイント
NOLIE English Column
【コラム】IELTSライティングTask 1でグラフ説明が苦手な人へ|最初に見るポイント
グラフを見た瞬間に、何から書けばいいか止まってしまう方へ。
IELTSライティングTask 1で、グラフ説明が苦手という人はかなり多いです。数字は見えているのに、どこを説明すればいいのか分からない。全部書こうとして時間が足りない。Overviewで何を書けばいいか迷う。こういう悩みはよくあります。
Academic Writing Task 1では、グラフ、表、チャート、図などの視覚情報を自分の言葉で説明します。目安は150語以上、時間は約20分です。つまり、細かい数字を全部説明するのではなく、重要な特徴を短時間で選んで書く力が必要になります。
今回は、IELTSライティングTask 1のグラフ説明が苦手な人向けに、最初に見るポイントと書き方の流れを整理します。
この記事でわかること
- Task 1で全部の数字を書かなくていい理由
- グラフを見た最初の30秒で確認したいこと
- Overviewの作り方
- 比較と変化を入れるコツ
- 練習で意識したいチェックポイント
NOLIE英会話教室について
NOLIEは、オンラインで受けられる会話専門の英会話です。IELTS対策でも、ただ解答を覚えるのではなく、どう見て、どう整理し、どう自分の英語で伝えるかを大切にしています。
目次
- Task 1は「数字を全部書く問題」ではない
- 最初に見るのは、種類・期間・単位
- 次に、大きな変化と一番目立つ差を見る
- Overviewは細かい数字ではなく全体像を書く
- 本文では比較と変化をセットで書く
- よくあるNG例
- 練習メニュー
- Q&A
- 最後にさらっとまとめ
1. Task 1は「数字を全部書く問題」ではない
IELTSライティングTask 1で一番やりがちな失敗は、グラフにある数字を全部説明しようとすることです。数字がたくさんあると、全部拾わないといけない気がします。でも、Task 1で大事なのは、すべての数字を書くことではありません。
必要なのは、グラフの重要な特徴を選んで、分かりやすくまとめることです。どの項目が一番高いのか、どこが大きく増えているのか、全体として上がっているのか下がっているのか。こういう大きな動きを見ます。
細かい数字を並べるだけでは、グラフを説明しているというより、数字を写しているだけになりやすいです。
2. 最初に見るのは、種類・期間・単位
グラフを見たら、いきなり数字を追う前に、まず全体の条件を確認します。ここを飛ばすと、何を比較しているのか分からないまま書き始めてしまいます。
最初に見る3つ
- グラフの種類:line graph / bar chart / pie chart / table など
- 期間:1年だけなのか、数十年の変化なのか
- 単位:percent, number of people, dollars など
この3つが分かると、導入文も書きやすくなります。まずは「何のグラフなのか」を落ち着いて確認しましょう。
3. 次に、大きな変化と一番目立つ差を見る
Task 1では、細かい数字よりも大きな特徴を見つけることがかなり大事です。特にグラフ説明が苦手な人は、どこを見るかを決めておくと迷いにくくなります。
見るべきポイント
- 一番高い項目
- 一番低い項目
- 大きく増えたもの
- 大きく減ったもの
- あまり変わらなかったもの
- 全体の傾向
この中から2〜3個選べれば、Overviewや本文の材料になります。全部を見るより、まず目立つ特徴を選ぶ方が書きやすいです。
4. Overviewは細かい数字ではなく全体像を書く
IELTSライティングTask 1でかなり大事なのがOverviewです。Overviewでは、細かい数字をたくさん書くより、グラフ全体から見える大きな特徴を書きます。
たとえば、複数の項目があるグラフなら、「Aが全体的に最も高く、Bは期間を通して低かった」「全体として増加傾向だったが、Cだけは減少した」のようにまとめます。
Overviewで使いやすい表現
- Overall, … increased over the period.
- In general, … remained the highest.
- It is clear that … showed the most significant change.
- By contrast, … stayed relatively stable.
Overviewは、採点者に「この人はグラフ全体を見ている」と伝える場所です。細部より全体像を優先しましょう。
IELTS Writing Task 1で迷う方へ
グラフ説明は、英語表現だけでなく「どこを見るか」が大切です。NOLIEでは、グラフの見方から英語でのまとめ方まで、実際に使える形で練習できます。
5. 本文では比較と変化をセットで書く
本文では、選んだ特徴をもう少し具体的に説明します。この時に大事なのは、数字を単独で書くのではなく、比較や変化と一緒に書くことです。
たとえば、「Aは50%だった」とだけ書くより、「Aは50%で、Bの約2倍だった」「Aは2000年の20%から2020年には50%まで増えた」のようにすると、グラフを読んでいる感じが出ます。
比較で使いやすい表現
- higher than / lower than
- almost twice as high as
- slightly higher than
- the most popular / the least common
- while / whereas
比較が入ると、単なる数字の羅列ではなく、情報を整理した文章になります。
6. よくあるNG例
Task 1で点につながりにくい書き方もあります。特に多いのは、意見を書いてしまうことです。Task 1はグラフ説明なので、自分の考えや理由を深く述べる問題ではありません。
避けたい書き方
- I think this is a good trend.
- This happened because people became busier.
- In my opinion, the government should…
- 数字を全部順番に並べるだけの文章
理由を推測したり意見を足したりするより、グラフに見えている情報を客観的に説明することを意識しましょう。
7. 練習メニュー
グラフ説明が苦手な人は、いきなり全文を書くより、見る練習と書く練習を分ける方がやりやすいです。
おすすめ練習
- グラフを見て、種類・期間・単位を確認する
- 目立つ特徴を3つメモする
- Overviewだけ書く
- 比較表現を2つ使って本文を書く
- 20分以内に150語以上でまとめる練習へ進む
最初から完成答案を目指しすぎなくて大丈夫です。まずは、グラフの大きな特徴を見つける力を育てる方が近道です。
8. Q&A
Q: Task 1では数字を全部書いた方がいいですか?
A: 全部書く必要はありません。重要な特徴を選んで、比較や変化が分かるように書く方が大事です。
Q: Overviewには数字を入れるべきですか?
A: 基本的には細かい数字より、全体の傾向や一番目立つ特徴をまとめる方が使いやすいです。
Q: 自分の意見を書いてもいいですか?
A: Task 1では意見より、グラフに示された情報を客観的に説明することが大切です。
Q: 一番最初に練習するなら何がおすすめですか?
A: まずは全文ではなく、Overviewだけを書く練習がおすすめです。全体像を見る力がつきやすいです。
9. 最後にさらっとまとめ
- IELTSライティングTask 1は、数字を全部書く問題ではありません
- 最初にグラフの種類、期間、単位を確認すると書きやすくなります
- Overviewでは細かい数字より、大きな特徴をまとめます
- 本文では比較と変化を入れると、情報を整理した文章になりやすいです
IELTSライティングTask 1でグラフ説明が苦手な時は、英語表現だけを増やすより、まずグラフの見方を決めることがかなり大事です。どこを見るかが分かると、書く内容も選びやすくなります。NOLIEでは、こうしたIELTS対策も、実際に自分の英語で説明できる形につなげていきます。
