【コラム】英検2級はどれくらい勉強すれば受かる?|今の英語力別に考える学習時間
NOLIE EIKEN Column
英検2級はどれくらい勉強すれば受かる?|今の英語力別に考える学習時間
「あと何時間やればいいのか」が気になって、勉強の順番が決めにくい方へ。
英検2級を受けようと思った時に気になりやすいのが、どれくらい勉強すれば合格に近づけるのか、ということです。受験まで数か月ある人もいれば、次の検定日に間に合わせたい人もいます。周りが何時間勉強したかを見ると、自分は足りているのか不安になりやすいです。
ただ、必要な勉強時間は全員同じではありません。準2級レベルの内容がかなり残っている人と、長文やリスニングはある程度できていてライティングだけに不安がある人では、同じ一時間でもやるべきことが変わります。
結論から言うと、最初に決めたいのは総勉強時間ではなく、今どこで失点しているかです。現在地を一度見て、単語・基礎・問題演習を分けて積み上げる方が、ただ時間だけを増やすより現実的です。
この記事でわかること
- 英検2級の勉強時間を一律に決めにくい理由
- 今の英語力に合わせた勉強の優先順位
- 忙しい人でも続けやすい一週間の組み方
- 過去問を始めるタイミングと復習の考え方
NOLIE英会話教室について
NOLIEは、オンラインで受けられる会話専門の英会話です。資格対策で覚えた英語を、実際に口から出せる形へつなげる練習も大切にしています。
目次
1. 英検2級の勉強時間は「今の位置」で変わる
英検2級の勉強時間を調べると、何百時間といった数字を見ることがあります。ただ、その数字だけで自分の計画を決めると苦しくなりやすいです。すでに読解はできるけれど語彙が足りない人と、中学英語の時制や助動詞から確認したい人では、必要な準備が違うからです。
たとえば、英検準2級の内容がまだ不安なら、短期間で問題演習だけを増やすより、基礎文法と頻出語を戻って確認する時間が必要です。一方で、模試ではある程度取れているのにライティングや面接で止まりやすいなら、答えを作って声に出す練習を増やす方が近道になります。
「何時間やるか」は大事です。ただ、先にどの力に何分使うかを決めると、勉強時間は現実的な計画に変わります。
2. 最初に30分だけ使って現在地を確かめる
勉強時間を決める前に、まずは過去問や問題集の一部を時間を測って解いてみるのがおすすめです。最初から一回分を完璧に解かなくても大丈夫です。長文を一題、リスニングを一部、ライティングの問題を一つ見るだけでも、今の状態は見えます。
確認したい3つ
- 単語が分からなくて止まるのか
- 意味は分かるのに時間が足りないのか
- 書く・話す時に英語が出てこないのか
ここで「全部苦手」とまとめないことが大切です。たとえば長文で止まる理由は、単語不足だけではありません。英検2級の長文が読めない人向けの記事のように、設問の根拠を探す読み方を整えるだけで変わる部分もあります。
3. 毎週は単語・基礎・問題演習の3本に分ける
英検2級の勉強時間を作る時は、毎日同じ問題だけを解くより、役割の違う3本を並べる方が続きやすいです。
単語
意味だけでなく音声と短い例文を一緒に見る。毎日少しずつ触れる担当です。
基礎
時制、助動詞、比較、接続詞など、間違いが繰り返される部分だけ戻る担当です。
問題演習
英検形式に慣れ、どこで落としたかを見つける担当です。
単語帳が続かない人は、単語だけに長い時間を使うより、短く見た語を問題で再会させる方が定着しやすいです。詳しくは英検2級の単語帳の使い方も参考にしてみてください。
4. 忙しい人が続けやすい一週間の組み方
仕事や学校があると、毎日長時間の勉強を前提にすると崩れやすいです。まずは平日に短く続けて、休日に問題演習と復習をまとめる形が現実的です。
一週間の例
- 月・水・金:単語15分+基礎文法15分
- 火・木:単語15分+長文またはリスニング20分
- 土または日:過去問の一部を時間を測って解く+復習
- もう一日は、間違えた単語と表現を軽く戻すか休む
これは一例です。受験まで余裕がないからといって、毎日すべての技能を重くやる必要はありません。苦手が見えたら一週間の配分を少し変える、このくらいの調整で大丈夫です。
5. 過去問は仕上げだけでなく診断にも使う
過去問は、勉強が終わってから受ける確認テストだけではありません。早い段階で一部を解いてみると、単語、時間配分、聞き取り、ライティングのどこを優先すべきかが見えます。
大切なのは、丸つけで終わらせないことです。長文なら知らなかった語と設問の読み違いを分ける。リスニングなら聞こえなかった音と、聞こえたけれど選べなかった理由を分ける。ライティングなら、意見が出なかったのか、理由を英語にできなかったのかを分けます。
何回分解くかだけで迷いやすい人は、英検2級の過去問の使い方も合わせて見ると、次に使う一回分を無駄にしにくくなります。
6. 時間をかけても伸びにくくなる3つのパターン
1. 毎回ちがう教材を始める
新しい教材だけが増えると、苦手が残ったままになりやすいです。一冊や一回分を復習してから次へ進む方が、何ができるようになったかを確認しやすくなります。
2. 得意な技能だけを続ける
読むのは好きだから長文ばかり、という形では、苦手なリスニングやライティングの不安が残ります。短い時間でも苦手に触れる日を作る方が安心です。
3. 間違えた理由を残していない
同じミスを何度もする時は、答えではなく理由を一言残します。「単複」「設問を急いだ」「音のつながり」などで十分です。
7. 技能ごとに何を優先するか
勉強時間が限られている時は、四技能を同じ量にそろえなくても大丈夫です。今の失点が大きい場所から、短くても毎週触れる形にします。
- リーディング:知らない語を確認しつつ、設問に関係する根拠へ戻る練習をする。
- リスニング:会話文の流れ、話題の変更、最後の結論を見る。会話文対策も役立ちます。
- ライティング:難しい表現より、意見・理由・説明を短い英語でつなぐ。理由の作り方を先に整える。
- 英文要約:本文を写すのではなく、段落の中心を残す。英文要約の3ステップで練習する。
8. Q&A
Q. 毎日勉強しないと英検2級は難しいですか?
A. 毎日長時間でなくても大丈夫です。間が空きすぎないよう、短い単語や音声の時間を作り、週末に問題演習を置く方が続けやすい人もいます。
Q. 受験まで時間がない時は、何を削ればいいですか?
A. 復習を削りすぎない方がいいです。新しい教材を増やすより、過去問で見つけた苦手を単語・基礎・技能別に戻す方を優先します。
Q. 過去問は最初から通しで解くべきですか?
A. 最初は一部だけでも大丈夫です。時間の使い方や苦手を見たい時に通しで使い、普段は技能ごとに復習する方が取り組みやすいです。
Q. 面接対策はいつから始めればいいですか?
A. 一次試験の勉強と並行して、短い自己紹介や意見を声に出す時間を少し作っておくと、後から慌てにくくなります。
9. 最後にさらっとまとめ
- 英検2級に必要な勉強時間は、今の英語力と苦手で変わります
- 最初は問題の一部を使って、単語・時間・書く力のどこで止まるかを見ます
- 毎週は単語・基礎・問題演習の3本に分けると続けやすいです
- 過去問は、点数を見るだけでなく次の一週間を決める診断に使えます
英検2級の勉強時間を考える時は、周りの数字だけで焦らなくて大丈夫です。今できることを一度見て、毎週の勉強を少しずつ調整する方が、受験までの時間を使いやすくなります。資格対策で覚えた英語を、会話でも使えるようにしたい方は、NOLIEのオンラインレッスンもご活用ください。
